市立尼崎ｗ

山村氏は２０１２年限りで現役引退後、母校から声がかかり１４年に指導者転身。１６年からは本腰を入れるべく拠点を郷里の山梨に移し、後輩の育成に情熱を注いできた。１８年には長男も野球部に入部。だが、今年２月２７日に政府が全国の小中高校などに対し、一斉に臨時休校を要請した直後の３月１日を最後に、練習はストップしたままだ。

　「いま唯一の救いは、部員とグループＬＩＮＥでつながっていること。互いの近況報告はもちろん、投手から送られるシャドーピッチングの動画に助言したり、球界にいる知人の協力で自重トレーニングの動画を送ってもらったりして、フォローしている」と明かす。

　全国４７都道府県で春季大会が中止。夏の甲子園も地方予選大会の準備などから、高野連は５月中に夏の大会の可否を判断するとしているが、見通しは暗いと言わざるを得ない。２６日には全国高校総合体育大会（インターハイ）も史上初の中止が決定。ほかの運動部が最後の夏をあきらめる中、センバツ中止までの経緯と同様に逆風はさらに勢いを増すだろう。

https://www.zakzak.co.jp/spo/news/200428/bas2004280002-n1.html
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