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>二階に上がっていくまゆみ。「とりあえずここからやろっか」 >登って右の部屋を開ける。そこは寝室だった。Wベッドに布団が敷いてあるが、枕は一つ。 >太陽光が明るい、朝の目覚めの良さそうな部屋だ。かつては >夫婦でここで寝ていたが、今はまゆみが一人使っていることが、 >部屋の雰囲気と壁に掛けられた女性物のコートで想像がついた。 >『セックスレスだ・・・』Nはぼんやりと思っていた。 >子供が出来ないことと、旦那が少々冷たいことは、職場で >まゆみが女性店員が話しているのをなんとなしに聞いていて知ってはいた。 >「ねえ。こっち座ってよ」ベッドに腰掛けるまゆみが右の >布団をめくってNに促した。「掃除・・しないんですか?」 >そう言いながらNはまゆみの横に少し離れて座った。 >すぐにまゆみが寄ってきてピッタリひっつき、Nの肩に頭をもたれかけた。「えっ・・ちょっと!いいんですか?」 >Nは怖気づく「二人だけの秘密だからね」まゆみは上目遣いで言った。 >つづく