★政府は「認められない行為で
第32普通科連隊の「大東亜戦争」に関する防衛大臣・官房長官の見解 名無し 04/11 4280482
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[画像無し]
★政府は「認められない行為であるとは言わなかった」

陸上自衛隊第32普通科連隊のX公式アカウントにて米軍との合同慰霊祭を報告する際に「大東亜戦争」という語が使われて後に削除され上で再投稿された件について。

木原防衛大臣「硫黄島が激戦の地であった状況を表現するため当時の呼称を用いた、その他の意図は何らなかった」と記者会見で述べています。

大東亜戦争という呼称は昭和16年の閣議決定で公式採用されていましたが、敗戦後にGHQの覚書によって禁止され、その後、当該覚書が失効した、という経緯があります。

太平洋戦争という呼称についても特に定義がなく必ずしもその用語でなければならないということはなく、大東亜戦争という用語を禁止すると明示した事はありませんし、総理大臣答弁や防衛省の資料、衆参議院の文書にも現れることがあります。

無題 名無し 04/11 4280483
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★林官房長官記者会見での望月記者「文民統制上問題では?」

林官房長官記者会見での東京新聞望月衣塑子記者は「文民統制上問題では?」「慰霊祭の形式は?」という質問をしていますのでこれについては「その他の意図については何ら無かった」ということで終わりのようです。質疑と回答はこの後も続きますが、少し関連する事項に触れます。

★公務員・自衛官の政治的表現の規制:文民統制に基づく投稿の削除?

公務員の政治的表現についてはいわゆる猿払事件判決と堀越事件判決が有名ですが、国家公務員法102条1項で禁止している「政治的行為」については後者において【職務の遂行の政治的中立性を損なう虞が実質的に認められるもの】と判示されています。

ただ、今回は国公法ではなく自衛隊法61条が規制根拠の規定であり、自衛隊法施行令86、87条で具体的な禁止事項が書かれていますが、国公法102条1項に基づく人事院規則14-7の規定ぶりを見る限り、基本的には同様の理解が妥当すると言えます。
無題 名無し 04/11 4280484
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もっとも、自衛官の場合には勤務時間外の言動でも明示的に禁止対象となっているなど、政治的中立性について強く意識させるようになっています(国公法の場合も勤務時間外の言動であれば即規制対象外であると言えるかは不明)。

文民統制の観点からはまずはこの規定に違反するかを考えることになります。

例えばの話ですが、同じ大東亜戦争という文言を使用していても、自衛隊員がXの公式アカウントを使用して発信する際に、当該呼称こそが正当な用語法でありそれを広めるのだという意図で敢えて使用していたり、大東亜戦争の目的や遂行手段などを全肯定する意図の下に使用していたような場合には、政治的行為として禁止対象となるおそれがあります。
無題 名無し 04/11 4280485
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今回は、現在も政府として大東亜戦争の語を禁止してはいないことや、政府も文脈等によると答えているところ、当該投稿は当時の政府の閣議決定で公式採用されていた呼称である大東亜戦争において、その戦争で没した者を慰霊するために用いたものであるので、それだけでは政治的意図は見出せず、客観的にも「大東亜戦争」という用語を使用しているだけでそのような意図があるのだと言える状況ではないため、職務の遂行の政治的中立性を損なう虞が実質的に認められるものとは言えないということになります。

文民統制上の判断として防衛大臣が削除させたのかどうか、慰霊祭の形式はどうだったのかについては9日の官房長官記者会見では明らかにはなりませんでしたが、特に問題はなかったんじゃないでしょうか。

★政府として大東亜戦争を使用することは認められないとは言っていない

この答弁については従前の政府の答弁と同様です。

望月記者の質問は、「今回の行為について政府が認められない行為であると認識しているのか?」というものでしたが、これについては要するに「認められない行為であるとは言わなかった」ということになります。
無題 名無し 04/11 4280486
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これも従前の政府側の姿勢から明らかでしたが、改めてその姿勢が維持されたと言えます。

★「近衛兵の意思を受け継いだ部隊」も問題視する東京新聞望月衣塑子記者

「近衛兵の精神を受け継いだ部隊」というのは第32普通科連隊が従前から自称しているもので、道徳訓のようなものです。

林官房長官はこの事の是非については触れていませんが、つまりは特に問題視していないということになります。

法的には旧軍との組織の連続性は途絶えていると言えますが精神の話ですから。組織の沿革から歴史的連続性を意識させることで部隊の規律を引き締める効果のある道徳訓を掲げていることは殊更に問題視するものではないでしょう。

★まとめ:大東亜戦争の語を削除した理由は誤解を招いたため:妥当な政治論争化の無い社会を作るために

部隊側の説明では大東亜戦争の語を削除した理由は「誤解を招いたため」ということですが、これは朝日新聞などを筆頭に学者や政治家等が問題視して政治論争化してしまっている現実があるからです。
無題 名無し 04/11 4280487
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そのような主張が正しいかどうかにかかわらず、現にそれなりに妥当な主張として扱われているという実態があるということ。

しかし、もうGHQの命令は存在しません。日本国としてどういう言葉を使用するかは国家主権の問題です。イデオロギーを廃した用語法がより広まり、マスメディア等による難くせが採るに足らないものになった暁には、「大東亜戦争」という語が政府においても当たり前に使われるようになるのかもしれません。そのためには、妙なイデオロギーとセットで「大東亜戦争」の語を使うということを、一般国民の側においても避けることが重要でしょう。

工作によって「そういう用語法」で政治活動をする者とそれを取り上げるマスメディアというマッチポンプが為されるかもしれませんが、そうした動きから影響力を削ぎ、もはや妥当性の無い難くせとして扱われるよう、国民一人一人が意識していけばいいのだと思います。

https://www.jijitsu.net/entry/daitouas...
【赤旗】「大東亜戦争」記述 自衛隊の侵略戦争美化許すな 名無し 04/18 4282077
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 日本の過去の侵略戦争を美化し、旧日本軍との連続性をうかがわせる自衛隊の言動が続いています。

 陸上自衛隊の部隊がX(旧ツイッター)の公式の投稿で「大東亜戦争」という表現を使って批判を浴び、この言葉を削除し再投稿することがありました。

 本紙の取材で、海上自衛隊や陸自の幹部が靖国神社に集団参拝していたことも明らかになっています。陸自幹部の靖国集団参拝に際して作成された内部文書に「大東亜戦争」という呼称が肯定的に使われていたことも、本紙の調べで分かりました。

■軍国主義と不可分

 「大東亜戦争」という呼称は、米英両国に対する戦争開始直後の1941年12月12日に当時の東条英機内閣が閣議決定しました。これを受け、内閣直属の言論統制・宣伝機関である情報局は同日、「今次の対米英戦は、支那事変をも含め大東亜戦争と呼称す。大東亜戦争と称するは、大東亜新秩序建設を目的とする戦争なることを意味するものにして、戦争地域を大東亜のみに限定する意味にあらず」と発表しました。
無題 名無し 04/18 4282078
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 「大東亜新秩序」とは、中国だけでなく、東南アジアとインドの全部、豪州やニュージーランドを含めた西太平洋の全域を日本の支配下に置くことを目標にするものでした。インド太平洋地域への侵略、領土拡張のための戦争が「大東亜戦争」と呼ばれたのです。

 日本敗戦後の45年12月15日、連合国軍総司令部(GHQ)は、「日本国民を欺き侵略戦争へ誘導する」ために利用された神道を国家から分離する覚書(神道指令)を日本政府に出します。

 その中で「公文書において『大東亜戦争』、『八紘一宇(はっこういちう)』なる用語ないしその他の用語にして日本語としてその意味の連想が国家神道、軍国主義、過激なる国家主義と切り離し得ざるものはこれを使用することを禁止する」としました。

 「大東亜戦争」という言葉は、天皇の支配の下に世界を統一するという意味の「八紘一宇」と並んで、侵略戦争を「正義の戦争」だとして、国民を侵略戦争に駆り立てるために使われたのです。GHQの指令は既に失効していますが、日本政府はそれ以降、現在に至るまで「一般に公文書において使用しなくなった」としています。
無題 名無し 04/18 4282079
IP:221.112.*(ucom.ne.jp)
■靖国参拝をやめよ

 憲法の政教分離原則に反する陸自、海自幹部の組織的な靖国集団参拝も曖昧にできません。

 靖国神社は戦前・戦中、国家神道の中核として、天皇のために戦死した兵士らを「英霊」として祭り、侵略戦争に国民を動員するための精神的支柱の役割を果たしました。戦後、GHQの神道指令を受け、一宗教法人になったものの、戦争指導者として極東国際軍事裁判で有罪になった東条英機らA級戦犯を合祀(ごうし)するなど、侵略戦争美化の宣伝センターになっています。

 岸田政権が敵基地攻撃能力保有など大軍拡を進め、「新たな戦前」の危険が迫る中、元自衛隊幹部などから、自衛官の戦死に備え靖国神社を国家の「慰霊顕彰施設」として復活させよとの声も上がっています。侵略戦争美化につながる自衛隊の言動を許さないことはいよいよ切実な課題です。

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik24/20...

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