政治部次長・園田耕司 今回の
無邪気な首相演説 「日本は我々と一緒に戦ってくれますよね?」 名無し 04/20 4282575
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政治部次長・園田耕司

 今回の岸田文雄首相訪米のハイライトは、やはり米議会上下両院合同会議での演説だろう。安倍晋三元首相以来2人目となる首相は、「『自由と民主主義』という名の宇宙船で、日本は米国の仲間の船員であることを誇りに思う」と、中ロから挑戦を受ける国際秩序の維持に努める米国の指導力をたたえ、「日本は米国のグローバル・パートナーだ」「米国は独りではない。日本は米国と共にある」と訴えた。米議員たちから総立ちの拍手を受けた首相が、満足げな表情で議場内をゆっくりと見渡す姿はとても印象的だった。

 先日、ワシントン特派員当時の旧知の米政府関係者がたまたま来日していたので、一緒に都内でコーヒーを飲んでおしゃべりをした(この人物の名前は仮にA氏としておこう)。A氏は首相の議会演説も現地で聞いていたので、感想を聞いてみた。

 するとA氏は一瞬、顔を曇らせ、「日本の立場からすれば憂慮するべき内容だったと思う」と語る。

無題 名無し 04/20 4282576
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 強固な日米同盟構築のために両政府間を忙しく行き来するA氏のことだから、てっきり「素晴らしい演説だった」などと米議員らと同様に首相を持ち上げる反応を予想していたので、意外に思い、どういうことかと尋ねると、こんなエピソードを語ってくれた。

 首相の演説が終わったあと、A氏は日本の外務省関係者からも感想を聞かれた。A氏はこう伝えたという。

 「素晴らしい演説だったと思うけど、首相があの演説をしたということは、米国がこれから戦争を始めたら、日本は当然、我々と一緒に戦ってくれますよね?」

 A氏の言葉に外務省関係者は「えっ」と絶句し、「いやいや、それとこれとは別の話で……」と言い訳を始めたという。

 A氏は私にこう解説する。

https://www.asahi.com/articles/ASS4M3D...
「血を流す場合もある」国民に説得を 岸田首相「グローバル・パートナー」の責任 名無し 04/20 4282584
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岸田文雄首相は18日午後の衆院本会議で、米国に国賓待遇で訪れた結果を報告した。ジョー・バイデン大統領との首脳会談などを受け、日米関係を「かつてなく強固な信頼関係に基づくグローバル・パートナー」と強調した。岸田首相は米上下両院合同会議での演説で、「(日米は)共にデッキに立ち、任務に従事し、そして、なすべきことをする」「米国は独りではない」などと語った。麗澤大学教授の八木秀次氏はこれを、安倍晋三元首相の悲願だった憲法改正を成し遂げ、さらに「自由」「民主主義」「法の支配」を守るために犠牲をいとわない「血の同盟」の決意を示したと分析した。岸田首相が背負った「責任」と「覚悟」に迫った。

日本は米国の「グローバル・パートナー」との岸田首相の米連邦議会での発言はリップサービスではないはずだ。首相には、それを裏付けるための国内法整備と国民への説得が求められる。
無題 名無し 04/20 4282585
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「グローバル・パートナー」と称した以上、集団的自衛権の行使に限定があってはならない。中国・ロシア・北朝鮮などの権威主義国家に対し自由社会を守るために同盟国・同志国と連携しなければならない。国内事情を理由に集団的自衛権の行使をためらうことは許されない。そのためにはフルスペックでの行使を可能とする憲法改正が求められる。

かつて安倍晋三元首相は同盟を「血の同盟」という言葉で説明した。

「軍事同盟というのは〝血の同盟〟です。日本がもし外敵から攻撃を受ければ、アメリカの若者が血を流します。しかし、今の憲法解釈のもとでは、日本の自衛隊は、少なくともアメリカが攻撃されたときに血を流すことはないわけです…これが完全なるイコールパートナーと言えるでしょうか」(『この国を守る決意』扶桑社、2004年)

第一次政権で首相になる数年前の自民党幹事長時代の発言だ。「血の同盟」という表現は同盟関係についてリアリティーをもって理解させる。
無題 名無し 04/20 4282586
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安倍氏はその後、第二次政権で政府の憲法解釈を変更し、それまで保持するが行使できないとされていた集団的自衛権を限定的ではあるが、行使可能とした。現在では米軍が攻撃されたときに日本の自衛隊員もともに戦い、場合によっては血を流すこともあるようになった。

岸田首相は安倍氏の第二次政権、後継の菅義偉政権を経て政権の座に就いた。特に、安倍氏の政治的〝遺産〟を継承して国家安全保障戦略の改定、防衛費対GDP(国内総生産)比2%への増額、反撃能力の保有など安全保障政策を推し進めた。それが今回の「グローバル・パートナー」発言に結びついた。それ自体は日本の抑止力を高め、国際社会における日本の地位を格段に上げたものとして高く評価すべきことだ。

しかし、「グローバル・パートナー」であるためには相応の犠牲や負担も強いられる。自衛隊員やその家族、広く国民に、場合によっては「血を流す」こともあるのだと説得し、その覚悟を持たせることが必要となる。
無題 名無し 04/20 4282588
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自由社会は権威主義国家の脅威にさらされている。自由社会を守るための日本の責任は重く、相応の役割を果たさなければならない。犠牲や負担もあり得る。岸田首相や政府には、そのことを国民に真剣に訴える覚悟が必要となる。

(八木秀次 麗澤大学教授、法務省・法制審議会民法(相続関係)部会委員)

https://www.zakzak.co.jp/article/20240...
元駐米大使が“しれっと言った”日米共同声明の聞き逃せない「核心」 名無し 04/20 4282604
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 「米国と一緒にいることの覚悟が示された。同盟とは、守るべきものを共に守るために戦うこと。必要なら銃を取ってでも、命を懸けてでも守ることである」

 岸田文雄首相の米議会演説と日米共同声明の意味を、杉山晋輔元駐米大使は17日、日本記者クラブでこう解説した。外務省とすり合わせて会見に臨んだというから、政府見解の代弁である。問題は、何をどこまで守るのか。

 日本の国土・国民だけでなく、自由と民主主義・市場経済・人権・法の支配といった理念を守るというが、今や米国内でさえ、それらは格差や分断、二重基準や大国の独善によって揺らいでいる。

https://mainichi.jp/articles/20240420/...

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