フランスでも非常に人気が高い
仏紙「ル・モンド」が報じてきた、フランスによる“日本のマンガ”熱狂の歴史 名無し 05/06 4284927
IP:221.112.*(ucom.ne.jp)
[画像無し]
フランスでも非常に人気が高い日本のマンガ。その評価は初めから高かったわけではなく、長年かけて徐々に定着していったという。日本のマンガはフランス社会でどう受け止められてきたのかを、仏高級紙「ル・モンド」上での40年以上の報道から読み解いていく。

・フランス中が悲しんだ鳥山明の死

とうとう孫悟空が孤児になってしまった……。史上もっとも有名なマンガのひとつで、世界で2億6000万部を売り上げた『ドラゴンボール』の作者、鳥山明が68歳で亡くなった。3月1日のことだったが、遺族がそれを公表したのは1週間後だった。

こうして日本から世界にマンガを広げた主要人物の一人がいなくなってしまった。仏紙「ル・モンド」にウィリアム・オーデュロー記者はこう記した。

「2013年にアングレーム国際漫画祭で特別賞を受賞。2019年にはフランスの芸術文化勲章『シュバリエ』を受章した。地方に暮らすことを好んだマンガ家の鳥山明は、世界大衆文化の柱であり続けるだろう」

無題 名無し 05/06 4284928
IP:221.112.*(ucom.ne.jp)
・日本のマンガを追い続けた「ル・モンド」紙

ル・モンド紙上に「マンガ」という言葉が初めて登場したのは、1980年3月9日のことだ。ジャック・シクリエ記者による、世界のアニメーション作品を集めた映画『モンド・カトゥーン』に関する記事になぞめいた形で登場した。

ブルガリア、米国、フランスとポーランドの合同作品などの映画が挙げられるなかで、日本の作品についても触れられたのだ。「スピーディーで、残酷で、ショッキングなギャグを描く日本の久里洋二(マンガ、3〜4つの絵から成るバンド・デシネ*のようなもの)」と記された。だが、それが具体的にどういったものなのかについては語られなかった。

*バンド・デシネとは、フランス語圏で出版されたマンガのこと。大判やカラー版など、多様なフォーマットがある

それから1985年7月8日、東京特派員のローラン=ピエール・パランゴーが、「何千何百万のマンガ」というタイトルのバンド・デシネに関する記事を書いた。そこでは、「紙の津波」について言及されている。
無題 名無し 05/06 4284930
IP:221.112.*(ucom.ne.jp)
「マンガとは何か? 果物ではなく、食べることはできない。それは、むさぼるように読む紙のことだ」「描かれるのは白黒の絵(カラーではない)。おおざっぱに言えば、英語でいうところのコミック、フランス語のバンド・デシネに相当する」と述べられていた。

・急成長し、親たちが嫌った現象

マンガは通常「300ページから600ページ」あり、あっという間に読み終えてしまうと彼は続けた。日本のマンガ産業は「3000人の脚本家とイラストレーター」から成り、「数千万人の読者」を抱えていると。「1965年には4000万部だった発行部数が、いまでは10億部をこえる大ブームになった」というデータも示されていた。これは当時、日本で毎年売られていた本全体の4分の1に相当する。

それを「いわゆる娯楽文学のファストフードだ」と同記者は評した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e968...

続きを見る04日16:17頃消えます









戻る

レス

おなまえメールコメント