「基地をなくして中国が攻めて
一風変わったスタディーツアーを行う旅行社4代目社長が重きを置く創業理念 名無し 05/07 4285138
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「基地をなくして中国が攻めてきたらどうするんだ」
「どんなツアーを企画しているんだ」

 2015年12月の土曜。富士国際旅行社の4代目社長・太田正一さん(55)が休日出勤で東京都新宿区にあった会社に上がると、電話は鳴り続け、抗議のファクスが山のように届いていた。

 同社は1978年から続ける沖縄ツアーで、太平洋戦争の戦跡や米軍基地を巡ったり、自衛隊配備が進む南西諸島の住民から話を直接聞いたりする企画をしてきた。2015年のツアーでは、米軍の基地建設が進む名護市辺野古の抗議現場の見学を盛り込んでいた。その見学で旅行客に立ち入り禁止区域での座り込みを促しているなどとして、違法行為のあっせんを禁じる旅行業法に抵触する可能性があると取り沙汰されたのだ。

 「座り込みの強制なんて断じてしていない。私たちは旅行者を現場にお連れするだけ。どのように判断して行動するかは各自の自由だ。何より、旅行客に考えてもらう機会を提供するのが役割だと思っている」。

無題 名無し 05/07 4285139
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 太田さんは休日明け、観光庁に出向いて説明。同庁から行政処分されることはなかったという。

 「旅行業務を通じ、平和な世界、民主的な社会の実現に貢献する」「戦争のない、地球環境や弱者の生命や権利が守られる世界をめざす」。富士国際旅行社が掲げる経営理念だ。「取引先から『憲法みたいですね』ってよく言われる。確かにその通りで、社員は私の指示ではなく、経営理念に従って仕事をしている」

◆玉音放送を担当したNHK報道副部長が後悔を元に

 海外旅行が自由化された1964年に設立され、資本系列を持たない専門旅行会社だが、一風変わっているのがツアー内容だ。前述の沖縄ツアーのように、通り一遍の観光地巡りではなく、現地で体験学習したり、地元住民と交流を図ったりして社会の現実を知る「スタディーツアー」に重きを置いている。77年には、戦争終結から間もないベトナムに日本では初めてツアーを企画し、旅行客を送り出した。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/325...

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