中国オタク事情に関するあれこ
中国独自の「日本の作品のエルフ」のイメージと元気が無いまま終わりそうな中国の2024冬アニメ事情 名無し 05/07 4285212
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中国オタク事情に関するあれこれを紹介している百元籠羊と申します。今回は中国の動画サイトで配信されている日本の2024冬アニメの動向や、中国におけるエルフのイメージに影響を与えた日本の作品や、中国独自の「日本の作品に出てくるエルフ」のイメージなどについて紹介させていただきます。

・元気がないまま終わりそうな2024冬アニメ

前回の記事にも書いたとおり、2024冬アニメの配信される時期は、中国の学期末や春節(旧正月)の長期休暇が重なることから、新作アニメ関連の話題も盛り上がりにくい傾向があります。今年はそこに中国国内の規制や景気の冷え込みなども加わり、例年と比べて元気のない状況になっていました。

その状況は、春節の長期休暇が終わって中国国内が動き出した後もあまり変わらないようで、春節後に配信が始まった新作アニメはいくつかあるものの、全般的に盛り上がらない状態が続いているようです。

そんな中で比較的人気と評価が高い作品としては、「ダンジョン飯」や、10月のシーズンにやや遅れて配信が始まり現在2クール目に突入している「葬送のフリーレン」などがあるそうです。

無題 名無し 05/07 4285214
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また「ダンジョン飯」に関しては中国のオタクな方から

「ダンジョン飯は原作ファンがしっかりしているので濃い討論が行われています。原作マンガを買っているファンも多く、発売時期については未定ですが、国内向けの簡体字中国語版の原作最終巻までの出版に関する情報が出ているなど、作品に対する安心感があります」

といった話もありました。またほかにも、日本での放映開始から遅れてはいるものの「マッシュル-MASHLE-」の第2期や「青の祓魔師島根啓明結社篇」など、過去に中国で人気になった作品の続編の配信も始まっているそうです。

近頃の新作アニメの配信状況に関して、中国のオタクな方々からは

「数年前は2024冬シーズンでも20〜30作品程度の新作アニメが配信されていたことを考えると、寂しさを感じてしまいます。現在の中国では、規制の動向や炎上のリスクが予想しがたいうえに、被害も大きなものになりがちで、企業レベルでは守りに入り自主規制を強化していくなどの方針になるのは避けられません。
無題 名無し 05/07 4285215
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昔の中国でよくあった『何でもいいから話題になって注目を集めれば勝ち、問題が起こったら、怒られたらやめればいい』というやり方はもう危なくてできません」

「現在の環境では、中国のネットの難しさが強く意識されるようになっています。映画や書籍のような旧来のメディアのほうが、関係者の経験が豊富で判断材料にできる過去の事例も多いので、スピードは遅くても安定しており、扱いやすいといった空気も出ているくらいです」

などといった話も聞こえてきます。現在の中国では、よくも悪くも審査検閲のシステムが構築され、データや経験が蓄積されている映画や書籍などの旧来のメディアのほうが安定しているように見えてしまうのは、ちょっとした皮肉にも感じられますね。

・中国で独自に形成されていく、日本の作品に出てくるエルフのイメージと、影響を与えたと思われる作品やキャラ

中国でも、エルフをはじめとするいわゆるファンタジー系の種族はオタク関連の娯楽分野におけるある種の基礎知識になっているようです。

https://akiba-souken.com/article/65563...

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