土田陽介:三菱UFJリサーチ
GDPで日本を抜いたドイツで吹き荒れるリストラの嵐、ドイツ経済で何が起きているのか?
名無し 05/09
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土田陽介:三菱UFJリサーチ&コンサルティング・副主任研究員
・過去10年で最多となる見込みの失業者数と働かなくなったドイツ人
2023年、ドイツは米ドル建ての名目国内総生産(GDP)で日本を抜き、世界3位の経済大国となった。そのドイツの2024年の失業者数は、過去10年で最も多くなるようだ。
ドイツで最も実績を持つ経済研究所の一つであるケルン経済研究所(IW)は4月26日、2024年の失業者が280万人と、2015年以来で最多となる見込みを示した。
ドイツの直近2023年10-12月期の失業者数は137万人と、1年間で4万人増加している(図表1)。IWの予測に基づけば、今後1年で、失業者はさらに140万人増えることになる。
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名無し 05/09
4285508
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現に、景気の停滞が顕著なドイツでは、様々な企業で雇用の整理が進められている。今年1月に倒産した大手百貨店ガレリアが、その象徴的な存在といえるだろう。
ガレリアの経営破たんは、親会社のオーストリアの不動産大手シグナ・ホールディングスが欧州中銀(ECB)による急激な利上げや、それに伴う不動産市況の低迷の影響を受けて倒産したため。経営再建中のガレリアは今後、ドイツ国内にある16の店舗を閉鎖する。それに伴い1400人が失職する見込みだ。
ドイツを代表する完成車メーカーであるフォルクスワーゲンも、リストラに着手している。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/...
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