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>翌日休みだったNはまゆみの家を午前9時に訪ねた。 >午後からはカフェが有るからだ。「どうぞお入りください」 >呼び鈴を押すと同時にまゆみはドアを開けて言った。 >Nは照れくさそうに上がった。旦那は仕事で居なかった。 >まゆみはNを全く異性と見ていないようだったのでNはリラックスできた。 >食卓に案内されるとコーヒーの匂いがする。赤と濃紺のカップが用意され >濃紺のカップに入ったコーヒーがNに差し出された。「どうぞ」 >インスタントだがやたら旨く感じる。自分の部屋で飲むのと >いや自分以外の者が淹れたコーヒーは全く違う味がする。 >まゆみはコーヒーを飲まずにキッチンに立って火を使っている。 >フライパンで何かじわじわと焼いているようだ。コーヒーを >飲み干した頃に皿が出てきた。フレンチトーストがのっている。 >「これ、見よう見まねで作ったんだけど良かったら食べて」 >Nの大好物だ。「すっげーうまいよ」Nは満面の笑みで言った。 >つづく