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宇宙人を信仰し、性の解放を訴える「ラエリアン・ムーブメント」。日本でも「UFO教」、「フリーセックス教団」などと表現されてきた、フランス発祥の新興宗教団体の今昔を、仏紙「フィガロ」が追った。どうやら預言者ラエルはいま、日本で暮らしているという。
2024年、クロード・ボリロンが神話を発案してから50年になる。「1973年と1975年にエロヒムに遭遇した男、ラエル」の物語である。エロヒムとはいわゆる人類の創造者たちで、彼らは空飛ぶ円盤に乗ってやって来て、元ジャーナリストでミュージシャンのボリロンを、地球でのメッセンジャーに任命し、彼を「ラエル」と命名したという。
エロヒムたちが地球に戻って来るまでの間、ボリロンはいくつかのミッションを託された。あらゆる大宗教を否定し、彼らを迎え入れる大使館を建設すること、瞑想によって人類を目覚めさせること、性の解放を実現すること、「人類は2万5000年前に研究室で創られた」という起源を人々に教えることなどである。
その遭遇の後、さまざまなテレビ番組に出演したラエルは、ニューエイジ運動にも似た、その科学的な基盤を持つコンセプトで何万人もの信者を獲得した。
… | 1無題Name名無し 24/04/19(金)22:24:48 IP:221.112.*(ucom.ne.jp)No.4282454+この「ラエリアン・ムーブメント」の頭脳の一人で化学者のブリジット・ボワセリエは、2002年までに最初の人間のクローン作成に成功したと公表している。この件は世界的な論争を引き起こし、ボワセリエとラエルは、米国議会に赴くこととなった。そして証拠不十分と愚かさを露呈させて、この運動は影響力を無くし、存在を忘れられていった。 |