レス送信モード |
---|
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025051501208&g=pol#goog_rewarded
皇族数の確保策の一つである女性皇族が結婚後も皇室に残る案を巡り、立憲民主党が与野党で意見が対立する夫と子への皇族身分付与について、皇室会議で決定する案を自民党に提示したことが分かった。自民は夫と子を皇族とすれば、母方のみで天皇の血を引く「女系天皇」につながる可能性があるとみて難色を示す。今国会での意見集約に向け、歩み寄りを図れるかが焦点となる。
与野党は昨年5月から、政府の有識者会議が提示した(1)女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持(2)戦後に皇籍を離脱した旧11宮家の男系男子が養子として皇籍に復帰―の2案について協議。各党は(1)案におおむね賛同するが、夫と子の身分で隔たりがある。(2)案は賛否が割れている。
複数の関係者によると、野田氏は先月24日の4者協議で、女性皇族の夫と子に皇族の身分を与えるかどうかの判断を皇室会議に委ねる案を盛り込んだペーパーを提示。同協議は今月8日も行われたが、麻生氏は難しいとの立場を崩さなかった。15日に予定された協議は延期となった。