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政治部次長・園田耕司
今回の岸田文雄首相訪米のハイライトは、やはり米議会上下両院合同会議での演説だろう。安倍晋三元首相以来2人目となる首相は、「『自由と民主主義』という名の宇宙船で、日本は米国の仲間の船員であることを誇りに思う」と、中ロから挑戦を受ける国際秩序の維持に努める米国の指導力をたたえ、「日本は米国のグローバル・パートナーだ」「米国は独りではない。日本は米国と共にある」と訴えた。米議員たちから総立ちの拍手を受けた首相が、満足げな表情で議場内をゆっくりと見渡す姿はとても印象的だった。
先日、ワシントン特派員当時の旧知の米政府関係者がたまたま来日していたので、一緒に都内でコーヒーを飲んでおしゃべりをした(この人物の名前は仮にA氏としておこう)。A氏は首相の議会演説も現地で聞いていたので、感想を聞いてみた。
するとA氏は一瞬、顔を曇らせ、「日本の立場からすれば憂慮するべき内容だったと思う」と語る。
… | 1無題Name名無し 24/04/20(土)17:27:02 IP:221.112.*(ucom.ne.jp)No.4282576+強固な日米同盟構築のために両政府間を忙しく行き来するA氏のことだから、てっきり「素晴らしい演説だった」などと米議員らと同様に首相を持ち上げる反応を予想していたので、意外に思い、どういうことかと尋ねると、こんなエピソードを語ってくれた。 |
… | 2「血を流す場合もある」国民に説得を 岸田首相「グローバル・パートナー」の責任Name名無し 24/04/20(土)17:33:06 IP:221.112.*(ucom.ne.jp)No.4282584+岸田文雄首相は18日午後の衆院本会議で、米国に国賓待遇で訪れた結果を報告した。ジョー・バイデン大統領との首脳会談などを受け、日米関係を「かつてなく強固な信頼関係に基づくグローバル・パートナー」と強調した。岸田首相は米上下両院合同会議での演説で、「(日米は)共にデッキに立ち、任務に従事し、そして、なすべきことをする」「米国は独りではない」などと語った。麗澤大学教授の八木秀次氏はこれを、安倍晋三元首相の悲願だった憲法改正を成し遂げ、さらに「自由」「民主主義」「法の支配」を守るために犠牲をいとわない「血の同盟」の決意を示したと分析した。岸田首相が背負った「責任」と「覚悟」に迫った。 |
… | 3無題Name名無し 24/04/20(土)17:33:45 IP:221.112.*(ucom.ne.jp)No.4282585+「グローバル・パートナー」と称した以上、集団的自衛権の行使に限定があってはならない。中国・ロシア・北朝鮮などの権威主義国家に対し自由社会を守るために同盟国・同志国と連携しなければならない。国内事情を理由に集団的自衛権の行使をためらうことは許されない。そのためにはフルスペックでの行使を可能とする憲法改正が求められる。 |
… | 4無題Name名無し 24/04/20(土)17:34:04 IP:221.112.*(ucom.ne.jp)No.4282586+安倍氏はその後、第二次政権で政府の憲法解釈を変更し、それまで保持するが行使できないとされていた集団的自衛権を限定的ではあるが、行使可能とした。現在では米軍が攻撃されたときに日本の自衛隊員もともに戦い、場合によっては血を流すこともあるようになった。 |
… | 5無題Name名無し 24/04/20(土)17:35:39 IP:221.112.*(ucom.ne.jp)No.4282588+自由社会は権威主義国家の脅威にさらされている。自由社会を守るための日本の責任は重く、相応の役割を果たさなければならない。犠牲や負担もあり得る。岸田首相や政府には、そのことを国民に真剣に訴える覚悟が必要となる。 |
… | 6元駐米大使が“しれっと言った”日米共同声明の聞き逃せない「核心」Name名無し 24/04/20(土)17:53:19 IP:221.112.*(ucom.ne.jp)No.4282604+「米国と一緒にいることの覚悟が示された。同盟とは、守るべきものを共に守るために戦うこと。必要なら銃を取ってでも、命を懸けてでも守ることである」 |