当日の街宣は、一般の人や関係者が撮影した映像がYouTubeにアップされています。

https://www.youtube.com/watch?v=Z1gwXp5TRPg&t=3692s

最初は音楽ライブのような雰囲気でしたが、途中で司会者がラップ調に「男は黙れ！少子化対策ぜんぶ的はずれ！男が産めるのうんこだけ！」と叫ぶ場面があり、これが男性に対する差別発言ではないかと、大きな波紋を呼びました。

これを歌っていたのは、以下の3人です。

・菱山南帆子　市民連合の運営委員、フェミブリッジアクションの中心人物
・石川優実　Kutooで有名なフェミニズム活動か
・ババカヲルコ　ミュージシャン・シンガーソングライター

この発言の何が問題なのでしょうか。

「男」をひとくくりにして「産めるのはうんこだけ」と発言している訳で、男性というカテゴリ全体に対する差別発言だという批判があります。

さらに、これは男性に対する憎悪をかき立てるだけではなく、「出産できない女性」に対する差別発言とも受け止められかねません。

以前、自民党の杉田水脈は、LGBTQの人々に対して「子どもを産まないから生産性がない」と書き、政治的に大きな問題になりました。当時、差別だという強い批判があり、彼女は最終的に一部発言を撤回することになりました。

今回の「男はうんこしか産まない」発言は、その杉田水脈と同レベルの品性がない発言であると言えます。

そもそも、「フェミブリッジ・アクション」は、市民連合が主催する女性の声から政治変革を目指す運動です。

https://note.com/ishtarist/n/nca3a944a4c01

「男は黙れ」「男が産めるの…」などの不適切表現が物議を醸した東京・新宿のフェミ集会を巡り、前東京都武蔵野市長で立憲民主党衆院議員の松下玲子氏が17日夜、自身のX（旧ツイッター）で「一部の言動や表現は私の想定を超えるもの」「今回の表現は受け入れられない」と釈明した。

松下氏は、市民団体が3月8日の国際女性デーに合わせ、翌9日にJR新宿駅前で開催した「フェミブリッジ・アクション東京」に参加。ジェンダー平等の推進を掲げる社民党首の福島瑞穂氏と共産党参院議員の吉良佳子氏も顔をそろえた。

投稿したXで松下氏は「一部の発言やコールが、多様な立場の方々との対話を促進するのではなく、分断を招くものとなったことを遺憾に思います」と振り返り、「今回の表現に関しては私としては受け入れられるものではありません」とした。

また、「表現によっては、本来の趣旨から逸脱し、建設的な議論を妨げる可能性があり、ジェンダー平等の実現には互いを尊重し合う姿勢が不可欠です」と持論を展開した。

問題の集会を巡っては、福島氏本人と吉良氏の事務所も批判を受け、それぞれ自身のXで見解を述べている。

https://www.sankei.com/article/20250318-WXAJHZ42CFDJPBF63CE3JXQ3VU/

お笑いタレントの千原せいじ（55）が20日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。「男は黙れ」「男が産めるの…」などの表現が物議を醸した東京・新宿のフェミニストによる集会について私見を述べた。

撮影スタッフから「『男が産めるのはうんこだけ』というフェミ集会が話題ですけど」と話を振られたせいじは「フェミの人も気ぃつけろって。攻撃することばっかり考えてるから。アンガーコントロールじゃないけど、いったい冷静になってから、言え」と指摘した。　続けて「いや男は別に死ぬまでうんこ産み続けてやるでええやん。そうじゃなくて、子供産めない女性の気持ち考えたらな、こんなこと言われへんで」と投げかけた。

さらに「何言うとんじゃ、めちゃくちゃ傷ついている人おるで。俺なんかうんこマシーンやで。うんこ製造マシーンとして生きてんねん、俺は」と主張。「この人らが言うてることで傷ついた女性の方おられたら、気にせんとき。あなたの人生において、相手にする必要のない人が言うてますから。気にしないでください」と訴えた。

せいじの主張に対し「子供を産めない女性のことを真っ先に考えてくれるせいじ兄ちゃん優しいなぁ…」「せいじさんありがとうございます　子を授かれなかった身としてはとても救われる気持ちです」「私、実はめちゃくちゃ傷ついていました。自分は生きてる値打ちがないのかって。でもせいじさんの言葉で癒やされました。ありがとうございます。せいじさんの優しさに泣けました」などと書き込まれていた。

https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202503200000823.html