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参院憲法審査会は2日、今国会初の討議を行った。衆院の憲法審で緊急事態下の国会機能維持を目指した改憲論議が進む中、自民党や立憲民主党などから慎重論や現行憲法に規定されている「参院の緊急集会」を重視する声が上がり、両院の足並みがそろうかは見通せない状況だ。
大規模自然災害や戦争の影響は参院議員にも及ぶ可能性がある。このため衆院側では緊急集会だけに頼るのではなく、国会議員の任期延長なども改憲で可能にしておくべきだとの意見が大勢だ。
しかし、立民の辻元清美氏は2日の参院憲法審で「安易に任期延長を論じるのではなく、いかなる事態でも民主主義の源である選挙ができる制度の具体化の議論を深めるべきだ」と任期延長論を牽制(けんせい)した。
また、自民の佐藤正久氏は、参院緊急集会の活動期間について衆院側で「70日間が目安」との発言があったことに対し、期間に厳格な制限はないとして「誤解を生む」と不満を表明。緊急集会の権限は「原則として国会の権能の全てに及ぶ」と主張した。
… | 1無題Name名無し 25/04/03(木)18:39:26 IP:221.112.*(ucom.ne.jp)No.4366452+与野党の見解一致に、立民の小西洋之氏が「良識の府である参院の矜持(きょうじ)あふれる意見表明だ」と敬意を示し、佐藤氏が苦笑いを浮かべる場面もあった。参院側には任期延長により存在感が低下しかねないとの懸念も見え隠れする。自民関係者は「衆院に対するライバル意識が党派を超えて強いのではないか」と指摘した。 |