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「アメリカ一極化の破綻と新たな道拓く独自外交」ジェフリー・サックス教授の欧州議会講演 《上》Name名無し25/04/03(木)19:46:40 IP:221.112.*(ucom.ne.jp)No.4366495+ 4月30日頃消えます
 ウクライナ戦争勃発当初から早期停戦を主張してきた米コロンビア大学教授のジェフリー・サックス氏(政治経済学)が2月19日、欧州議会に招かれて講演し、米ソ冷戦終結から30年余にわたり欧州諸国やソ連、ロシアの経済アドバイザーを務めた経験を踏まえ、ウクライナ戦争、ガザ戦争、そしてトランプ再登場によって混乱する欧州を含む世界情勢について解説と政策提言をおこなった。歴代国連事務総長の特別顧問も務めた同教授は、1990年代以降のアメリカ一極支配が完全に破綻したことを指摘し、「アメリカの敵であることは危険だが、友人であることは致命的」とのべ、欧州に対してアメリカ追従の戦争政策を転換し、ロシアや中国を含む国々と独自の平和的外交関係を再構築する必要性を訴えた。日本の進路とも重なるテーマであり、同講演の要約(和訳)を連載で紹介する。(見出しは編集部)

・混迷する西側「同盟国」への提言

 私は36年間にわたり、東ヨーロッパ、旧ソ連、ロシア、ウクライナで起こった出来事を間近で見てきた。
削除された記事が1件あります.見る
1無題Name名無し 25/04/03(木)19:47:08 IP:221.112.*(ucom.ne.jp)No.4366496+
 1989年にはポーランド政府の顧問、1990年から1991年にかけてはゴルバチョフ大統領、1991年から1993年にはエリツィン大統領、そして1993年から1994年にはウクライナのクチマ大統領のそれぞれの経済チームの顧問を務めた。

 また、エストニアの通貨導入に協力し、旧ユーゴスラビア諸国、特にスロベニアの支援に関わった。ウクライナでは「マイダン革命」後、新政府に招かれてキエフを訪れ、マイダン広場を案内されながら、数多くのことを直接学んだ。

 30年以上にわたり、ロシアの指導者とも交流を続けてきた。また、アメリカの政治指導層も間近で見てきた。たとえば前米国財務長官ジャネット・イエレンは、52年前に私のマクロ経済学の素晴らしい教師であり、彼とは半世紀にわたって友人関係にある。

https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/34317
2無題Name名無し 25/04/03(木)19:48:02 IP:221.112.*(ucom.ne.jp)No.4366497+
書き込みをした人によって削除されました
3「アメリカ一極化の破綻と新たな道拓く独自外交」ジェフリー・サックス教授の欧州議会講演 《下》Name名無し 25/04/03(木)19:48:24 IP:221.112.*(ucom.ne.jp)No.4366498+
 2014年、アメリカはウクライナのヤヌコーヴィチ政権を打倒するために積極的に動いた。コロンビア大学の同僚ビクトリア・ヌーランド(米国務次官補)と、アメリカの駐ウクライナ大使ジェフリー・パイアットの電話が傍受されたことはすでに誰もが知っている。これ以上の証拠はない。ロシアは通話内容を傍受してインターネット上に公開した。ぜひ聞いてほしい。

 興味深いことに、この件に関与した彼らは全員、バイデン政権下で昇進した。これが「仕事」なのだ。「マイダン革命」(ヤヌコーヴィチ政権打倒のクーデター)が発生した直後、私は連絡を受けた。「サックス教授、新しいウクライナ首相が経済危機についてあなたと話したがっている」と。私はすぐにキエフへ飛び、マイダン広場を案内された。そして、いかにアメリカがマイダン周辺にいたすべての人々のために資金を提供し、その「自発的」な尊厳革命を支援したかを聞かされた。
4無題Name名無し 25/04/03(木)19:49:05 IP:221.112.*(ucom.ne.jp)No.4366499+
 どうか冷静に考えてみてほしい。マイダン革命時、なぜ突然ウクライナ国内に無数の新しいメディアが登場したのか? これらの組織はどこから生まれたのか? これほど多くのバスはどこから来たのか? そして、なぜあれほど多くの人々が一斉に集結できたのか? 冗談ではない。これは組織的な企みだった。そして、それは欧米の市民以外にとっては秘密でも何でもない。その他の誰もがこのことをはっきり理解している。

 このクーデター後、ミンスク合意、特に「ミンスクⅡ」が締結された。これは、偶然にもイタリアにおけるドイツ系住民のための南チロル自治県をモデルとしたものだ。また、ベルギー人もよく理解できるはずだ。なぜなら、この合意は東ウクライナのロシア語話者の自治と言語の権利を保障するものだからだ。「ミンスクⅡ」は国連安全保障理事会(2015年2月17日)において全会一致で支持された。

 しかし、アメリカとウクライナはこの合意を履行しないと決定した。ミンスク合意の保証国であったドイツとフランスもそれを放置した。

https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/34414
5ウクライナ戦争停戦交渉の裏側(上)米国は「ウクライナの同盟国」から「ロシアのための調停国」に変わったName名無し 25/04/04(金)18:48:08 IP:221.112.*(ucom.ne.jp)No.4366633+
トランプ大統領は選挙期間中からウクライナ戦争とイスラエル・ハマス戦争を「早期に終わらせる」と豪語していた。

だが、イスラエル・ハマス戦争は1月の停戦合意(当時はバイデン大統領)から6週間という停戦期間が3月1日に終わり、さらに第2段階への移行の協議中の18日にイスラエルが大規模な攻撃を実施、先行きが見えなくなっている。

むしろ、トランプ大統領のネタニヤフ・イスラエル首相への影響力はそれほど大きくないことが明らかになった。

24時間で終わらせるはずだったウクライナ戦争も、トランプ大統領は「30日間の停戦案」をゼレンスキー大統領に強引に「無条件」で合意させたが、プーチン大統領による実質的な拒否により調停は失敗に終わった。続いて行われた交渉で「エネルギー施設の攻撃制限」「黒海における海上停戦」にこぎつけたものの、その効果は疑わしい。

https://toyokeizai.net/articles/-/868853
6ウクライナ戦争停戦交渉の裏側(下) 欧州最強軍事国にのし上がったウクライナが新安保システムの主軸に?Name名無し 25/04/04(金)18:49:28 IP:221.112.*(ucom.ne.jp)No.4366634+
上編で述べたように、アメリカのトランプ大統領とロシアのプーチン大統領の電話会談での合意を受け、3月23〜25日まで、サウジアラビアのリヤドでアメリカ、ウクライナ、ロシアの3カ国の代表団が集まり、黒海での停戦を巡る協議を行った。

ただし、3カ国で協議をしたわけではない。アメリカ代表団とウクライナ代表団、そしてアメリカ代表団とロシア代表団がそれぞれ個別に協議した。戦争の当事国であるウクライナ代表団とロシア代表団の直接協議は行われていない。

アメリカのルビオ国務長官は記者会見で、アメリカ代表団はウクライナ代表団と2回、ロシア代表団と1回、協議したと説明している。ウクライナはアメリカに全権委任状態なので、米ロ2国間で合意に至った。

https://toyokeizai.net/articles/-/869416

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