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歴史学は、善悪を争うものではなく、史実を積み上げていく学問だ。「自分の国をよく見せたい」、逆に「けなしたい」と意図が先にある主張は、歴史学ではない。学生時代から日本史学を学んできたRKB毎日放送の神戸金史解説委員長はそう考えている。ただ、史実をある視点で見た時に、くっきりとした時代像が浮かび上がることがある。世界史の「植民地戦争」の概念を近代史に取り入れて見えてくる歴史像を、4月8日のRKBラジオ『田畑竜介 Grooooow Up』で伝えた。
・「坂の上の雲」を見つめ進んだ明治日本
神戸解説委員長の自室にある『坂の上の雲』全8巻
作家・司馬遼太郎さんは、国民的小説と言われる『坂の上の雲』で、日本をアジアで初めての近代国家にしようと奮闘する明治人たちを、こういう風に表現しています。
「楽天家たちは、そのような時代人としての体質で、前をのみ見つめながらあるく。のぼってゆく坂の上の青い天に もし一朶(いちだ)の白い雲がかがやいているとすれば、それをのみ見つめて坂をのぼってゆくであろう」(文春文庫『坂の上の雲』8巻、298ページ)
… | 1無題Name名無し 25/04/08(火)20:49:08 IP:221.112.*(ucom.ne.jp)No.4367418+とても美しい文章ですが、幕末の19世紀後半に開国した日本が直面した世界は、植民地を獲得して覇権を争う帝国主義の時代でした。アジアでは、中国はすでに列強に侵略されていました。日本は、幕末に不平等条約を押し付けられながらも、辛くも植民地化を免れ、遅れて帝国主義世界に加わりました。 |
… | 2無題Name名無し 25/04/08(火)20:49:42 IP:221.112.*(ucom.ne.jp)No.4367419+・「植民地戦争」という西洋史の概念 |
… | 3無題Name名無し 25/04/09(水)19:41:58 IP:126.179.*(openmobile.ne.jp)No.4367592+ブリカスと言われるだけはある、 |