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https://www.kanaloco.jp/news/government/article-1175916.html
立憲民主党の佐々木奈保美氏(衆院比例南関東)は28日の衆院文部科学委員会で、学校保健安全法に基づく児童生徒への健康診断を巡り「子どもたちのプライバシーや心情への配慮」を求め、昨年1月に文科省が出した配慮に向けた実施通知について「内容の曖昧さを正すべきだ」と提案した。阿部俊子文科相は「通知について学校ごとに解釈が異なっているのはおっしゃる通りだ」と現状を認め、新たな通知発出などの対応を「前向きに検討する」と答弁した。
通知では学校健診について「検査・診察時の服装については、正確な検査・診察に支障のない範囲で、原則、体操服や下着等の着衣、又はタオル等により身体を覆い、児童生徒等のプライバシーや心情に配慮する」などと明記している。佐々木氏は「実際にはプライベートゾーンを目視できる状態で健診が続けられている学校もあり、嫌がっている児童もいる」と指摘。「学校によっては実際に行われている『体操着の上から聴診器を当てる』など、より具体的な配慮方針を周知してほしい」などと要望した。