やおい@ふたば
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画像ファイル名:1782557106142.jpg-(121346 B)
121346 B無題Name名無し26/06/27(土)19:45:06 IP:150.91.*(banban.jp)No.140695+ 27年2月頃消えます
AIBLr18二次創作
1無題Name名無し 26/06/27(土)19:49:35 IP:150.91.*(banban.jp)No.140696+
カカシは一度、手元の『イチャイチャパラダイス』のページをめくる指を完全に止めました。
ゆっくりと顔を上げ、細められたその片目は、一瞬だけ「こいつはついに神威の使いすぎで時空間の彼方に正気を置いてきたのか」と言いたげな、深い困惑に染まります。しかし、ここで真っ向から「お前何言ってんの?」と突き放せば、このただでさえ繊細で不器用な元相棒のガラスのメンタルが粉々に砕け散るかもしれない——そう直感したカカシは、長年の忍生活で培った驚異的なポーカーフェイスを発動させました。
パタン、と本を閉じると、カカシは至って平静な、いつもの緊張感のない声を出します。
「……へぇ。うん、それで? 続けて」
「い、いや! まぁなんつーの!? オレも別にそういう変態とかじゃねぇし!? リアルにそういう趣味があるわけじゃねぇんだけどよ!?」
2無題Name名無し 26/06/27(土)19:50:01 IP:150.91.*(banban.jp)No.140697+
案の定、カカシの冷静な対応に逆にテンパったオビトは、顔を真っ赤にしながら凄まじい勢いで言い訳を並べ始めました。座りの悪そうな手つきで、身振りを交えながら語られるその「幻術のシチュエーション」は、カカシの想像の斜め上を突っ走る代物でした。
「なんかこう……鉄の箱? が、人であふれかえってて身動きがとれねぇわけ。満員電車ってやつ? で、なぜかオレは……その、す、スカート履いてる制服姿でさ(なんで?)」
「うん(なんで?)」
「で、お前は……なんか、ピシッとした、その、すーつ? っていうのを着てて(なんで?)」
「うん(俺スーツなんだ)」
「お前にこう、後ろから、こう……身動きとれねぇオレの体に触られて……。オ、オレは嫌がって『やめろカカシ…っ』とか言ってるんだけど……なんか、その、体が……気持ちよくなっちゃうっていうか……」
必死に「これはあくまで幻術のアイデアだからな!?」という体裁を保とうとしながらも、徐々に声が小さくなり、最終的にはボッと煙が出そうなほど耳まで赤くして視線を泳がせるオビト。
カカシは顎に手を当て、フム、と真面目な顔で頷きながら、内心で激しく思考を巡らせていました。
3無題Name名無し 26/06/27(土)19:50:19 IP:150.91.*(banban.jp)No.140698+
(……うん。これはあれだ。何やら相当、ストレスが溜まってるらしいな、こいつ)
任務の激務か、あるいは写輪眼の使いすぎか、はたまた何か別の精神的プレッシャーか。原因はともかく、オビトの脳内で突発的に発生した前衛的すぎる妄想(しかもなぜか自分が加害者役で、オビトが女装の被害者役という謎の歪みっぷり)を受け止めきれるのは、世界中で自分しかいないということだけは理解しました。ここで否定したり笑ったりすれば、オビトは二度と心を開かないでしょう。
カカシはふっと目を細めると、困ったような、しかしどこか甘やかすような声音で言いました。
「なるほどね。……いいよ、オビト。その幻術、俺が相手役になって、付き合ってあげても」
「は、はあぁ!? お前、何言ってっ……!」
「だって、せっかくお前が考えた面白い術なんだろ? ストレス発散になるなら、いくらでも触らせてあげる。……で、その『すーつ』を着た俺は、具体的にどこから触ればいいのかな?」
「そういうのじゃねぇから!!」と叫んで布団を頭から被りそうなオビトを、カカシはただただ、穏やかな(そして少し楽しげな)目で見守るのでした。
4無題Name名無し 26/06/27(土)19:52:12 IP:150.91.*(banban.jp)No.140699+
「えっと、その、カカシは……じょ、女装……せいふく姿のオレのこと……ずっと可愛いと思って狙ってて……」
もはや声にすらなっていない、蚊の鳴くような呟き。オビトは完全にキャパシティをオーバーしたのか、耳の裏まで真っ赤にしながら、視線を斜め下の畳の網目に固定して、せわしなく指先を動かしています。
普通の人間なら確実に聞き逃すレベルの音量でしたが、そこは暗部上がりの超一流忍、はたけカカシ。
オビトのわずかな唇の動きと息の漏れ方を完璧にトレースし、その信じられないほど甘酸っぱくて都合のいい「設定追加」を、一文字も漏らさず正確に読み取りました。
(……なるほど。なるほどね?)
脳内でものすごいツッコミが乱舞するのを、カカシは驚異の自制心でねじ伏せます。
「スカートを履かされている」という謎のシチュエーションに対するオビトなりの自己防衛というか、「オレが変態なんじゃなくて、カカシがオレを可愛いと思って理性を失った結果の不可抗力」という形にしたいのだな、とすべてを察しました。本当に、どこまでも面倒くさくて愛おしい男です。
5無題Name名無し 26/06/27(土)19:52:38 IP:150.91.*(banban.jp)No.140700+
カカシはふっと、マスクの下で優しく口元を緩めました。
そして、怯える野良猫を刺激しないように、とびきり穏やかで、全てを肯定するようなトーンで頷きます。
「うん、うん。そうだよね」
「……っ!」
「俺、ずっとオビトのこと可愛いと思って狙ってたんだ? じゃあ、その満員電車のなかでオビトを見つけた瞬間、俺、心の中で『やった、チャンスだ』って思っちゃったわけだ」
「なっ……! お、お前、何サラッと乗っかって……!」
「だって、オビトがそう言うんだから間違いないでしょ?」
カカシは少しだけ上体を前に傾け、覗き込むようにオビトと視線を合わせました。困ったように、けれどどこか楽しげに細められたその片目は、「全部わかって、付き合ってあげてるよ」という特大の包容力に満ちています。
6無題Name名無し 26/06/27(土)19:53:03 IP:150.91.*(banban.jp)No.140701+
「いいよ。俺はその設定、すごく気に入った。……じゃあ、可愛いオビトを狙ってたスーツの俺は、そのあとどうするの? 嫌がってるオビトに、もっと意地悪しちゃうわけ?」
「もういい! この話は終わりだ!!」と、ついに限界を迎えたオビトが顔を真っ真っ赤にして怒鳴り、今度こそドロンと煙のように神威の空間へ逃げ込もうとするのを、カカシは「はいはい」と笑いながら優しく引き留めるのでした。
7無題Name名無し 26/06/27(土)19:53:46 IP:150.91.*(banban.jp)No.140702+
カカシは、神威で逃げようとするオビトの腕を「おっと」と軽くいなして掴み、そのまま自分の隣に座らせました。
「終わりだ!」とへたり込んでそっぽを向くオビトの横顔を、カカシは優しく、しかしその奥にあるものを鋭く見極めようとする忍の目でじっと見つめます。
いつもの調子で軽口を叩き、オビトの都合のいい妄想に乗っかって見せはしたものの、カカシの脳内は急速に冷徹な分析モードへと切り替わっていました。
(……いや、待てよ。冗談っぽく流そうとしたけど、冷静に考えてこれ、おかしくないか?)
いくらストレスが溜まっているとはいえ、オビトが持ってきたのは「満員電車」「制服と女装」「スーツの俺に痴漢されて感じてしまう」という、この忍の世界のどこを探しても存在しない、文字通り異次元レベルでイカれたシチュエーションです。
8無題Name名無し 26/06/27(土)19:54:10 IP:150.91.*(banban.jp)No.140703+
(オビトがこんな歪んだ妄想をわざわざ幻術として提案してくるってことは……つまり、根底にあるのは『俺に可愛いと思われたい』っていう、あいつなりの必死の願望なわけだ)
そこまではいい。むしろ、そんなふうに思われていること自体は、カカシにとっても(少々歪んではいるものの)愛おしいとすら思える事実です。
問題は、その願望の「出力方法」でした。
普通に「可愛いと思われたい」のであれば、もっとまともな、それこそ甘酸っぱいシチュエーションがいくらでもあるはずです。それなのに、なぜ「無理やり触られて嫌がりながらも開発される」という、圧倒的な被害者ポジションかつ、加害者役(カカシ)にすべての理不尽な欲望を押し付けるような歪んだ形をとる必要があったのか。
9無題Name名無し 26/06/27(土)19:54:32 IP:150.91.*(banban.jp)No.140704+
(普通じゃない。……あいつの身に、相当おかしな何かが起きたか……?)
カカシの脳裏に、かつてオビトが闇に落ちていた空白の時間がよぎります。
あるいは、最近の任務で精神を汚染されるような特異な幻術タイプの敵と交戦したのか。もしくは、神威の時空間の狭間で、俺たちの知らない「別の世界の記憶」か何か、とんでもない有害な情報(例えば、現代日本の通勤ラッシュと、そこで繰り広げられるB級成人向けコンテンツの概念)を脳内に直接受信してしまったのか——。
「……ねぇ、オビト」
カカシは先ほどまでのからかうようなトーンを消し、低く、酷く真剣な声で呼びかけました。
「お前、最近……変な任務に行ったり、変な術を食らったりしなかった? どこでそんな『設定』を拾ってきたの? 正直に言って。俺、お前の精神状態が本気で心配になってきたんだけど……」
カカシのガチすぎるトーンと、まるで精神異常者を労るような慈愛に満ちた眼差しを向けられ、オビトは「ち、違う! リアルに頭がおかしくなったわけじゃねぇんだ!!」と、今度こそ本気でパニックになり始めるのでした。
10無題Name名無し 26/06/27(土)19:55:14 IP:150.91.*(banban.jp)No.140705+
「いや、だから違うって言ってんだろ!! 変な術とか食らってねぇし、オレの頭は至って正常だ!!」
オビトはカカシの手を振り払い、ガタッと激しく立ち上がりました。顔は相変わらずゆでダコのように赤いままですが、今度はカカシの「ガチで心配している目」に完全に引いています。
しかし、そんな必死の弁明も、今のカカシの耳には「精神を病んだ者が放つ拒絶のセリフ」にしか聞こえません。
カカシは座ったまま、すっと視線をオビトの足元へと落としました。
……満員電車。制服。スカート。
忍の世界には存在しない、未知の衣服の構造。それをオビトは、さも見てきたかのように詳細に語ったのです。
(……自来也様の小説のボツ原稿を盗み見たにしては、文明のレベルが違いすぎる。やっぱり、時空間忍術の副作用で、どこか別の世界の概念が脳内に流れ込んだとしか……)
カカシは静かに立ち上がると、一歩、オビトとの距離を詰めました。
その足取りは、狂暴な猛獣を刺激しないよう、けれど確実に退路を断つ暗部のそれです。
11無題Name名無し 26/06/27(土)19:55:45 IP:150.91.*(banban.jp)No.140706+
「オビト。恥ずかしがらなくていいから、落ち着いて。……その『すかーと』っていうのは、足が動かしやすいやつ? それとも、敵に捕まったら逃げにくそうなやつ?」
「質問の角度がおかしいだろ!! なんでそんな真面目に分析してんだよ!?」
「だって、俺に可愛いと思われたいっていうお前の健気な気持ちは、すごくよく伝わってきたから」
「ぶっ——!?」
カカシが至って真面目な顔で(マスクで隠れているけれど、絶対に真面目な顔をしている)核心を突いた瞬間、オビトは盛大にブッ飛んだような声を上げました。
「な、ななな、何が健気だ! 誰が、お前に、可愛いと思われたいなんて——」
「じゃあ、なんで俺がずっと狙ってた設定になってるの?」
「それは……! その、不可抗力っていうか! オレがそういう変態なんじゃなくて、お前がオレの制服姿に理性を失ったってことにしとかねぇと、辻褄が合わねぇだろ!?」
「何の辻褄?」
「だから、オレが気持ちよくなっちゃう展開の……ッあ!!」
12無題Name名無し 26/06/27(土)19:56:18 IP:150.91.*(banban.jp)No.140707+
自分で言って、自分で墓穴を掘ったことに気づいたオビトが、ガタガタと震えながら口を両手で塞ぎました。時すでに遅し。
カカシは、はぁ……と深い、けれどどこか甘やかなため息を漏らすと、オビトのその両手を優しく包み込むようにして、自分の胸元へと引き寄せました。
「うん。つまり、お前は俺に、無理やり理性を失って襲われるくらい『可愛い』と思われたくて……。でも、自分から誘うのはプライドが許さないから、俺のせいにできるシチュエーションをわざわざ妄想した、と」
「う、うぐ……っ」
「本当に、相変わらず歪んでるっていうか、面倒くさいね、お前は」
そう言うカカシの目は、呆れ半分、そしてもう半分は、底なしの独占欲と愛おしさに満ちていました。
「……いいよ。そこまでストレス溜めて俺を誘惑したいなら、付き合ってあげる。その幻術、今すぐここでかけなよ。スーツの俺が、その『すかーと』の中に手を入れて、お前が泣くまで触ってあげるから」
13無題Name名無し 26/06/27(土)20:05:42 IP:150.91.*(banban.jp)No.140708+
「カカシに強引にされて、カカシのせいに出来るシチュエーションを幻術で作ってもらおうなんて……いくらなんでも虫が良すぎるだろ……! なに被害者ヅラして気持ちよくなろうとしてんだオレは! 最低だ! 歪んでんのはオレの根性の方じゃねぇか……!!」
​オビトの中で「カカシを巻き込んで都合よく可愛いと思われたい欲望」と「男のプライド、および真っ当な倫理観」が凄まじいデッドヒートを繰り広げているのが、カカシには手に取るように分かります。
​カカシは頬杖をつき、ふっと息を漏らしました。
​(……いや。強引にされて俺のせいにしたい、ねぇ……)
​そこまで思い詰めて葛藤しているオビトには悪いですが、カカシの視点から見れば、事態はとっくに別のフェーズに進んでいます。
14無題Name名無し 26/06/27(土)20:06:19 IP:150.91.*(banban.jp)No.140709+
​(そんなに罪悪感抱えちゃってさ。でも、こんなイカれた妄想をわざわざ俺の目の前で、真っ赤になりながら『聞き取れないような声』で必死に説明してきた時点で……。それ、もう既にオビトの方から俺に仕掛けてる(誘ってる)ようなもんだと思うんだけどね?)
​無自覚な自爆というか、高度な高等戦術というか。
カカシにとっては、満員電車の幻術にかかるまでもなく、目の前で「可愛いと思われたいけど、俺のせいにしたくて、でもそんな自分は最低で……っ」と身悶えしている現在のオビトの存在自体が、最大級の誘惑(トラップ)に他なりませんでした。
​カカシはゆっくりと開いた距離を詰め、オビトの耳元で、わざと意地悪く、けれど極上の甘さを含んだ声で囁きます。
​「ねぇ、オビト。そんなに自分を責めなさんな。虫が良いとか悪いとか、俺は最初から気にしてないよ?」
15無題Name名無し 26/06/27(土)20:06:42 IP:150.91.*(banban.jp)No.140710+
「ひゃいっ!?」
​「だって、もうオビトにそんな顔でそんなこと言われたら、俺の理性、半分くらい消し飛んでるし。……ほら、早く幻術かけないと、本当に俺、お前のせいにしないで強引にいっちゃうよ?」
​「だからそういうのじゃねぇって言ってんだろぉぉお!!」
​男のプライドも形無しなほど限界を迎えたオビトは、ついにボッと音を立てて神威の空間へ(今度こそ)逃げ込んでいきました。残されたカカシは、オビトが消えた空間の余韻を見つめながら、「あーあ、逃げちゃった」とマスクの下で満足そうに微笑むのでした。
16無題Name名無し 26/06/27(土)20:09:54 IP:150.91.*(banban.jp)No.140711+
亜空間へ逃げ込んだオビトは、外の世界と完全に遮断された静寂の中で、ドサリと膝をつきました。
カカシの前で見せた怒りと恥ずかしさの余韻で、心臓がうるさいほど警鐘を鳴らしています。男のプライドを粉々にされ、すべてを見透かされたようなカカシのあの目が、脳裏からどうしても離れません。
「……クソ、なんなんだよあいつ……!」
悪態をつきながらも、オビトの呼吸は次第に熱を帯びていきました。カカシに「もう既にオビトの方から仕掛けてる気がする」とまで思わせてしまったあの歪んだ願望は、神威空間に一人きりになったことで、むしろ抑えがきかないほど膨れ上がってしまったのです。
誰にも見られない、誰にも邪魔されない自分だけの絶対空間。
オビトは震える手で自身の写輪眼にチャクラを込め、先ほどカカシに語った「イカれた妄想」を、今度は自分自身に向けて発動させました。
瞬間、周囲の無機質な立方体の景色が、ぐにゃりと歪んで一変します。
——不快な駆動音、肌を刺すような熱気、そして身動きの取れないほどの圧迫感。
17無題Name名無し 26/06/27(土)20:10:24 IP:150.91.*(banban.jp)No.140712+
気がつけば、オビトの衣服は布擦れの音を立てる「制服のスカート」へと変わっていました。太ももに触れる生ぬるい空気が、男としてのプライドを激しく揺さぶりますが、幻術の波は容赦なく彼の脳を侵食していきます。
(あぁ、クソ……本当にオレ、何やってんだ……)
嫌悪感と、それ以上の期待感で背筋がゾクゾクと震えます。
そして、満員電車の雑踏の向こうから、ピシッとした「スーツ姿」の男が、明確に自分を『可愛い』と思って狙う肉食獣の目をしながら近づいてくるのが見えました。カカシです。
背後にぴたりと positioning され、耳元にあの低い声で「見つけた」と囁かれた瞬間、オビトの身体はビクッと跳ね上がりました。
現実の神威空間では、オビトはただ一人、冷たい地面に横たわりながら、自分の手で自身の身体をなぞり始めています。しかし、脳内(幻術)で彼を愛撫し、スカートの奥へと容赦なく手を潜り込ませてくるのは、間違いなくカカシの指先でした。
18無題Name名無し 26/06/27(土)20:15:52 IP:150.91.*(banban.jp)No.140713+
「やめろ……カカシ……っ、んあ……!」
幻術の中で「嫌がりながらも開発されていく」従順な被害者の自分と、現実で自らの手を動かして絶頂へと向かう惨めな自分。その二重の背徳感が、オビトの理性を完全に消し飛ばしていきます。カカシのせいにしたかったはずの妄想は、今や自分を極限まで追い詰めて快感に変える、狂った自慰行為へと成り下がっていました。
激しい呼吸の合間に、脳内のカカシが耳元でクスクスと笑います。
『ほら、やっぱりオビトの方から俺を誘ってたんじゃん』
「ちがっ……オレは……っ、はーっ、あ……!」
最後はそれが現実のカカシの声なのか、自分の幻聴なのかも境界が曖昧になったまま、オビトは神威空間の天井を仰ぎ見て、激しく身体をのけぞらせる know でした。
19無題Name名無し 26/06/27(土)20:16:21 IP:150.91.*(banban.jp)No.140714+
車輪が激しく線路を叩く、一定の重苦しい金属音。
密閉された箱の中は、他人の体温と、雨上がりの湿った空気、そしてどこか退廃的な熱気が澱(よど)みなく充満している。
その混沌とした雑踏の最奥、乗客たちの背中に押し込められるようにして、オビトは電車の窓ガラスへと完全に押し付けられていた。冷たいガラスに容赦なく押し潰される自身の胸の感触が、今自分が男のプライドを脱ぎ捨てさせられ、ひどく無防備な「制服のスカート姿」である現実を嫌というほど自覚させる。
すぐ背後から、容赦のない質量が迫り、ぴったりと隙間なく密着した。
「……見つけた」
鼓膜に直接滑り込んできたのは、低く、酷く甘やかに掠れたカカシの声。
息がかかるほどの至近距離。ピシッとした上質なスーツの生地が、オビトの薄い制服の背中に擦れ、それだけで全身の肌が粟立つ。
「な、んで……お前、が……っ」
「言ったでしょ。ずっと可愛いと思って、狙ってたんだって」
20無題Name名無し 26/06/27(土)20:16:43 IP:150.91.*(banban.jp)No.140715+
カカシの大きな手が、オビトの30代の男の腰を後ろから拘束するように、ぐっと引き寄せた。完全に退路を断たれ、窓ガラスに胸を押し付けたまま身動きの取れないオビトの耳元で、カカシはふっと目を細め、蕩けるような声音で囁く。
「本当に、かわいいね。オビト」
その言葉は呪縛のようにオビトの思考を麻痺させた。直後、スーツの長い腕が迷いなく、ひだの多いプリーツスカートの裾を無造作にたくし上げる。
「ひゃあッ……!?」
「静かに。周りに聞こえちゃうよ?」
カカシの容赦のない指先が、下着の薄い布地を割り込んで、容赦なくオビトの最も敏感な熱へと触れた。電車の小刻みな揺れに合わせて、いやらしく、けれど酷く器用にそこをいじめてくる。
「やめ……カカシ、うそ、だろ……っ、んあ!」
「嘘じゃないよ。ほら、身体はこんなに素真面目に喜んでる」
窓ガラスの外は、速度を上げて流れていく夜の街の灯り。誰も自分たちを見てなどいないのに、いつ誰に振り返られるか分からないという恐怖。
21無題Name名無し 26/06/27(土)20:19:15 IP:150.91.*(banban.jp)No.140716+
精度高く作り込まれた幻術の中で、自分を「可愛い」と値踏みし、完全に支配しているカカシの指の動きが、オビトの頭を狂わせていく。
逃げ場のない快感に突き動かされ、オビトは自らカカシの指に合わせるように、窓ガラスに胸を擦り付けながら、ゆっくりと、けれど切なく腰を揺らし始めていた。
「あ、は……っ、ん、う……!?」
「そう、上手だ。もっと俺に、可愛い声を聴かせてよ」
カカシはさらに密着を深め、オビトの項(うなじ)に容赦のない愛撫を落としながら、スカートの中でその指をいっそう深く、意地悪く動かし続ける。周囲の乗客の気配も、電車の騒音も、すべてが遠い背景へと退いていき、ただカカシに触られている指の熱と、自らの甘い喘ぎ声だけが、世界を満たしていった。
22無題Name名無し 26/06/27(土)20:19:36 IP:150.91.*(banban.jp)No.140717+
スカートの奥を執拗にいじられ、すでにオビトの呼吸は完全に乱れきっていた。
窓ガラスに額と胸を押し付け、ただカカシの指の動きに翻弄されるなか、背後から押し当てられている「スーツの質量」が、さらに強固なものへと変化していく。
カカシの股間で、猛烈な熱を帯びた塊が膨らみ、オビトの制服のスカートを押し上げるようにして、その大ぶりなお尻の割れ目へとダイレクトに押し付けられた。下着越しですら、それがどれほど硬く、凶暴な質量を持っているかが、30代の男の身体にはっきりと伝わってくる。
「……っ、あ、カカシ……おま、それ……っ!」
「ん? 気づいちゃった?」
カカシは逃がさないようにオビトの腰をがっしりと掴んだまま、その熱をぐりぐりと肉厚なお尻の割れ目に擦りつけた。押し付けられるたびに、そこを「割って入りたい」というカカシの生々しい欲求が、布地を通してオビトの最奥まで響く。
それと同時に、カカシの空いたもう片方の手が、制服の隙間からオビトの胸元へと滑り込んできた。男の引き締まった胸板を、まるで愛おしいものを愛撫するように容赦なく包み込み、指先でいたずらに弄(いじ)る。
23無題Name名無し 26/06/27(土)20:20:01 IP:150.91.*(banban.jp)No.140718+
「ひ、あうッ……!?」
「ほら、お尻だけじゃなくて、胸もこんなに熱くなってる。……カカシに、ここも触ってほしかったの?」
耳元で囁かれるその言葉は、オビトが心の中にひた隠しにしていた、最も歪んだ欲望の輪郭を容赦なく剥ぎ取っていく。
(そうだ……オレは、カカシに……こんな風に、強引にめちゃくちゃにされたかったんだ……)
男のプライドを完璧にへし折られ、スーツ姿のカカシに理不尽に狙われ、胸を弄られ、硬い熱で身体の奥を貫かれたいと切望していた自分。その事実を脳内で完全に認めさせられた瞬間、オビトの身体から最後の抵抗が消え失せた。
「あ、は……っ、ん、あぁ……!」
自らお尻をきゅっと後ろへと突き出し、カカシの膨らんだ熱を迎え入れるように腰を揺らす。窓ガラスに押し付けられた胸の感覚も、お尻に押し付けられる凶暴な硬さも、すべてがオビトの歪んだ欲望を極限まで満たしていった。
24無題Name名無し 26/06/27(土)20:21:38 IP:150.91.*(banban.jp)No.140719+
「そう……おねだり上手だね、オビト。そんな風にお尻を差し出されたら、俺、本当に我慢できなくなっちゃうよ?」
カカシの低い笑い声と共に、お尻の割れ目に押し当てられた塊は、さらに質量を増してオビトの奥へと迫ってくる。その圧倒的な支配感の中で、オビトはただ、自らが望んだ背徳の快感に深く、深く溺れていくのだった。
25無題Name名無し 26/06/27(土)20:22:32 IP:150.91.*(banban.jp)No.140720+
「……カカシ、カカシ……っ、お願い、だから……いれて、いれてぇ……っ」
窓ガラスに胸を押し付け、30代の男の身体をこれでもかと淫らにのけぞらせながら、オビトはついに、掠れた声でそうおねだりを始めました。
……が。
その瞬間、オビトの背後にぴったりと密着していたはずの「スーツ姿のカカシ」の動きが、あからさまにピタッと止まりました。
「…………え?」
耳元で囁かれるはずの甘い吐息が、急にどこか「素」に戻ったような困惑のニュアンスを帯びます。
オビトがおねだりした瞬間、脳内のカカシは、それまでの肉食獣のような妖しい笑みを完全に消し去り、少しだけ眉をひそめて「え、マジで言ってる……?」と言いたげな、微妙に引いた目を浮かべていたのです。
これはオビト自身が作り出している、オビトにとって「都合のいい幻術」であるはずでした。
26無題Name名無し 26/06/27(土)20:22:52 IP:150.91.*(banban.jp)No.140721+
カカシに理不尽に襲われ、カカシのせいで開発されてしまうという極上の言い訳シチュエーション。……しかし、オビト自身の「男のプライド」を完全にかなぐり捨てた「いれていれて」というあまりにもド直球でダイレクトなおねだりは、オビト自身の脳内フィルターをしても、さすがに「はたけカカシのキャラクター性」として処理しきれなかったのです。
(……待て、違う、カカシはこんな時、もっとこう……優しく、あるいは意地悪く『しょうがないね』って言ってくれるはずで……っ)
必死に妄想の強度を上げてカカシの態度を修正しようとするオビトでしたが、一度生じてしまった「引き気味のカカシ」というノイズは、オビトの妄想力でもカバーしきれません。
27無題Name名無し 26/06/27(土)20:23:12 IP:150.91.*(banban.jp)No.140722+
幻覚の中のカカシは、お尻を突き出して鳴いている30代の元相棒を前に、スカートの中に突っ込んでいた手をそっと抜きかけ、何なら「ちょっと一回落ち着こ?」と言いたげな、きわめて冷静なトーンに引き戻されつつありました。
「あ、ちがっ……オレは、カカシ、お前が……っ」
あまりにも自分の欲望が限界突破しすぎたせいで、都合のいい幻覚の維持すら崩壊しかけていることに気づき、オビトは絶頂の手前で、恥ずかしさとパニックにより、脳内の満員電車ごとフリーズしそうになるのでした。
28無題Name名無し 26/06/27(土)20:25:35 IP:150.91.*(banban.jp)No.140723+
(……あ、あれ? おかしいな……)
​脳内のカカシが「いれて」と言われた瞬間に見せた、あの「あ、ハイ……ちょっと引いてます」と言わんばかりのリアルな表情が頭から離れません。
カカシを強引な加害者に仕立て上げ、自分は不可抗力で流されたことにするという、オビトが必死に構築した完璧な作戦(妄想)は、自身の限界突破した本音によって完全に瓦解してしまいました。
​「クソっ……! なんでオレの妄想なのに、あいつの目がガチで引いてんだよ……!?」
​あまりの恥ずかしさと格好悪さに、オビトはチャクラの維持を完全に放棄しました。ぐにゃりと満員電車の景色が溶けて消え、視界は元の殺風景な神威空間へと戻ります。
29無題Name名無し 26/06/27(土)20:26:04 IP:150.91.*(banban.jp)No.140724+
​スカート姿からいつもの忍装束に戻ったオビトは、冷たい立方体の上に大の字でひっくり返りました。
頭は沸騰しそうなほど熱いのに、絶頂の手前で強制終了させられた身体は最悪に中途半端な熱を孕んだままです。おまけに「カカシに『いれて』とおねだりした」という事実だけが、神威空間の静寂の中に虚しく響き渡っています。
​(男のプライドを捨ててあそこまで言ったのに、自分の妄想のカカシにすら引かれるって……オレ、もう生きていけねぇ……)
​両手で顔を覆い、ズブズブと自己嫌悪の沼に沈んでいくオビト。
​しかし、オビトは一つだけ重大なことを見落としていました。
ここは神威の空間。そして、外の世界でオビトの腕を掴んでいたはたけカカシは、オビトが「時空間に逃げ込む瞬間」をすぐ目の前で見ていたのです。
30無題Name名無し 26/06/27(土)20:27:13 IP:150.91.*(banban.jp)No.140725+
「……ねぇ、オビト」
​唐突に、静まり返った亜空間に“本物”の声が響きました。
「……ひゃあッ!?」
​オビトが跳ね起きると、そこにはいつもの忍装束を着たカカシが、ポケットに両手を突っ込んだまま、呆れたように突っ立っていました。
​オビトの顔は瞬時にゆでダコのように真っ赤に沸騰し、その視線はカカシと自分の下半身を行ったり来たりと激しく泳ぎまくります。
​「か、カカシ……!? お前、なんで、いつの間に……っ! つーか、見てたのか!? どこから!?」
「いや、どこからって……外で急に逃げたと思ったら、中で妙なチャクラの揺れがダダ漏れになってたから、嫌な予感がして飛んできたんだけどさ」
31無題Name名無し 26/06/27(土)20:27:40 IP:150.91.*(banban.jp)No.140726+
​カカシはふぅ、とわざとらしく深いため息をつき、だるそうに肩をすくめました。
その目は、先ほどオビトの妄想の中で崩壊しかけた「引き気味のカカシ」よりもさらに一段階上の、リアルな「呆れ」に満ちていました。
​「お前さぁ……なにやってんのよ、マジで」
​「う、うるせぇ! 見るな! これはちげぇんだ! オレの男のプライドが、その、不可抗力で!」
「不可抗力って……。自分から神威空間に引きこもって、自分で自分に幻術かけて、しかも『いれていれて』って自分で泣いてるの、全部見てたんだけど」
​「——ッ!!!」
​オビトは両手で顔を覆い、そのまま神威空間の床をゴロゴロとのたうち回り始めました。
32無題Name名無し 26/06/27(土)20:29:00 IP:150.91.*(banban.jp)No.140727+
都合のいい妄想の「強引に襲ってくるスパダリ風のカカシ」はどこへやら、目の前にいるのは「いい年した元相棒のイタすぎる一人遊びをドン引きしながら見守る」という、あまりにも生々しく現実的なはたけカカシです。
​「あー、もう……。お前、本当にそういうの向いてないんだからさ」
​のたうち回るオビトを見下ろしながら、カカシはボリボリと頭を掻きました。
そして、オビトの頭上にドン、と腰を下ろすと、呆れ半分、面倒くささ半分の、いかにもだるそうな声で言います。
​「どうせ妄想するなら、もうちょっとマシな設定にしろよ。満員電車で痴漢とか、スーツで『可愛いと思って狙ってた』とか、俺そんなキャラじゃないでしょ。しかも自分で自分の設定に引いて幻術解除するって、バカなの?」
​「言うな! もう一言も喋るな!! 神威してくれ!!」
​「はいはい。……で?」
33無題Name名無し 26/06/27(土)20:29:15 IP:150.91.*(banban.jp)No.140728+
カカシは、顔を覆って悶絶するオビトの手首を、ヒョイと軽く掴んで引き剥がしました。
涙目で真っ赤な顔をしたオビトを見つめるカカシの片目は、だるそうな中にも、確かな呆れと……そして、ほんの少しの呆れたような愛着が混じっていました。
​「中途半端なとこで止まってるんでしょ? 男のプライドもへったくれもないなら、俺が最後まで面倒見てやろうか? スーツも満員電車もないけど」
​「……っ」
​あまりにも日常的で、それでいて逃げ場のないカカシの提案に、オビトは今度こそ言葉を失い、完全に白旗を上げるしかないのでした。
34無題Name名無し 26/06/27(土)20:32:04 IP:150.91.*(banban.jp)No.140729+
「……おい」
カカシの、特別気負う風でもない、あまりにも自然体なトランクス一枚分くらいの距離感の提案に、オビトは完全にフリーズしました。涙目で真っ赤な顔のまま、掴まれた手首を微かに震わせています。
「な、にが……『面倒見てやろうか』だ、バカ。お前、オレがどんなに恥ずかしい思いしたか分かって……」
「分かってるから言ったの。お前が一人で『いれていれて』って悶絶してんの、特等席で見せられた俺の身にもなってほしいんだけど?」
カカシはハァ、といつも通りの軽いため息をつきながら、オビトを組み敷いたまま、空いた方の手で自分のベストのジッパーをシャッと適当に下げ始めました。そこにはドラマチックなロマンスの欠片も、オビトが夢見た「強引な肉食獣の攻め」の気配もありません。ただただ日常の延長線上で、当たり前のようにオビトの世話を焼くようなテンションです。
35無題Name名無し 26/06/27(土)20:36:10 IP:150.91.*(banban.jp)No.140730+
「あー、もう、本当にめんどくさい……。ほら、手首離してほしけりゃ、男のプライドとやらはその辺の立方体にでもぶつけてきなよ」
「う、うぐ……っ」
「で? どうすんの。このままここで俺が現実(リアル)の続きやってあげるけど。それとも、まだあの満員電車の幻術に引きこもりたい? 望むなら、俺、今からでもがんばって『スーツ着て理性を失った痴漢のセリフ』とか言ってあげなくもないよ? 棒読みになると思うけど」
「嫌がらせかよ!! 死んでも嫌だわそんなの!!」
オビトはあまりの羞恥プレイに、今度こそ完全に心が折れて叫びました。
カカシは「だよねぇ」とマスクの下で苦笑いすると、ようやくオビトの手首を解放し、そのままオビトの額にぽんと自分の額を預けました。どこまでも自然に、けれどその片目だけは、呆れるほどにオビトへの執着を隠そうともしていません。
「じゃあ、大人しく本物で我慢しなさいって。……ほら、お尻突き出すなら、妄想じゃなくて俺のほう。分かった?」
「……っ、クソ、カカシのくせに……」
最後までぶつぶつと文句を言いながらも、オビトはついに現実のカカシの首に腕を回し、その肩口に真っ赤な顔を埋めるのでした。
36無題Name名無し 26/06/27(土)20:36:40 IP:150.91.*(banban.jp)No.140731+
「……良かったね。イキ損なって、俺の本物(こっち)のチンチン挿れて貰えて」
カカシはいつもの調子を崩さないまま、けれどオビトの身体を完全に組み敷いた姿勢で、耳元にそう囁きました。衣服をすべて取り払われ、中途半端な熱を孕んだままのオビトの身体は、カカシの低い声が鼓膜に触れるだけで、ビクンと小さく震えます。
「う……っ、く、そ……お前、わざわざ、言葉に、すんな……っ」
「だって本当のことでしょ。あのまま自分で勝手にイッてたら、今頃もっと虚しくなってたんじゃない?」
カカシはふっとマスクの下で笑いながら、オビトの太ももを大きく割り開きました。
そこに押し当てられたのは、先ほどオビトが脳内の満員電車で必死に妄想していたものとは比べ物にならない、現実の、生々しく熱いカカシの質量です。じりじりと最奥の入り口を押し広げるように擦りつけられる硬さに、オビトはもう、男のプライドをどこへ投げ捨てればいいのかすら分からなくなっていました。
カカシの指がオビトの涙で濡れた目元を優しく拭い、その顔を覗き込みます。
「ねぇ、オビト。ここ、もうすごいことになってるけど。……本当は、もう早く挿れてほしいんでしょ」
「……っ」
37無題Name名無し 26/06/27(土)20:37:50 IP:150.91.*(banban.jp)No.140732+
いつも通りの、まるで次の任務の予定でも確認するようなトーン。だからこそ、オビトは自分の身体がどれほどカカシを求めてしまっているかを、残酷なほど現実として突きつけられます。
オビトはカカシの首にしがみつく腕にぎゅっと力を込め、赤くなるだけ赤くなった顔をカカシの肩口にうずめました。そして、蚊の鳴くような、けれど隠しようのない本音を、小さく漏らします。
「……う、うん……。……良かった、から……早く、しろ……っ」
「はいはい、お利口さん」
オビトのその素直な(すでに挿れて欲しそうな)おねだりを聞き届けたカカシは、満足そうに目を細めると、一切の容赦を捨てて、現実の圧倒的な熱をオビトの身体の奥深くへと一気に沈めていくのでした。
38無題Name名無し 26/06/27(土)20:38:58 IP:150.91.*(banban.jp)No.140733+
「あ……ッ、が、はァ……っ!!」
現実の、容赦のないカカシの質量が最奥まで一気に突き刺さった瞬間、オビトの口から引きつった悲鳴のような喘ぎが迸(ほとばし)りました。
脳内で自ら作り出していた都合のいい幻術の快感など、本物の前には塵に等しいものでした。内側から容赦なく押し広げられ、頭の芯が真っ白になるほどの熱量に貫かれる。
カカシより1センチ背が高く、3キロ重いうえに、任務で鍛え上げられた30代の上忍成人男性の肉体。本来ならカカシを力でねじ伏せることすら可能なはずのそのガタイが、今はシーツに背中を打ち付け、ただカカシに挿し貫かれるがままにがたがたと震えていました。
「ふー……っ、やっぱり本物はきつい? お前が自分で妄想してたやつより、だいぶ手加減ないと思うけど」
カカシはいつも通りの、どこか淡々とした調子のまま、オビトのガッシリとした腰を容赦なく掴んで一気に腰を打ち付けました。
「あぐッ……! ぁ、は、カカ、シ……ッ、んおォッ!」
逃げ場のない快感の衝撃に、オビトは声を枯らしてのけぞります。
39無題Name名無し 26/06/27(土)20:41:10 IP:150.91.*(banban.jp)No.140734+
男のプライドなんてものはとっくに消し飛んでいました。イキ損なって悶絶していた場所を、一番欲しかった本物の硬さで容赦なく蹂躙される。その圧倒的な充足感に、オビトの顔は涙と悦楽でぐしゃぐしゃに歪んでいきます。
「っ、あ、すごい……っ、これ、やば、ッ、カカシ、カカシィ……ッ!!」
挿れて貰えたことが嬉しくてたまらないと言わんばかりに、オビトは自分より少しだけ小柄なカカシの背中に必死に手回し、大喜びでしがみつきました。上忍としての威厳もへったくれもなく、ただカカシの熱を貪るように、自ら肉厚なお尻を揺らして、さらに奥へと貪欲にカカシを誘い込みます。
その、30代のガタイに似合わないほど情けなく、けれどあまりにも正直で大喜びな元相棒の反応を特等席で見つめながら、カカシはふっと満足そうに目を細めました。
「うん、お利口さん。妄想の中で泣いてるより、こっちの方がずっと可愛いよ」
そう言いながら、カカシはオビトの大きな身体をがっしりと抱き留め、さらに深く、容赦のない速度でその最奥を突き崩していくのでした。
40無題Name名無し 26/06/27(土)20:42:57 IP:150.91.*(banban.jp)No.140735+
「あ、はッ……あ、ガ、カカシ……それ、んあ、あぁッ!!」
容赦なく、けれどあまりにも的確に内側の最も敏感な部分を抉(えぐ)られ、オビトは脳髄まで痺れるような歓喜の声を上げました。
カカシはいつもと変わらない、どこか淡々とした自然体のまま腰を動かしていましたが、その脳内では、驚異的な忍としての冷静さで全く別の思考を巡らせていました。
(……いやー、それにしても、オビトにこんな趣味があったとはねぇ)
30年近く一緒にいるけれど、いつの間にこんな変態になったんだろう、とカカシは少しだけ感慨深い気持ちにすらなっていました。
自分自身は日頃から『イチャイチャパラダイス』などの愛読書を公然と読んでいるため、オビトからは「相応にスケベっぽい男」だと思われているだろうなという自覚はあります。だからこそ、オビトも自分なら受け止めてくれる、あるいは強引に襲ってくれると期待して、あのイカれた幻術を提案してきたのでしょう。
41無題Name名無し 26/06/27(土)20:43:17 IP:150.91.*(banban.jp)No.140736+
(しかも、その妄想の相手が俺、ね……)
自分より1センチ背が高く、3キロ重い、この頑丈な30代の上忍成人男性が、今や俺の股間で「いれてもらえて大喜び」しながら情けなく鳴いている。その事実が、カカシの隠された嗜虐心と独占欲を静かに、けれど確実に刺激していました。
カカシはオビトのガッシリとした腰をさらに強く固定すると、かつて任務の資料や、自来也様の書物(のちょっとマニアックな実用書ライン)で目にしたことのある知識を、極めて冷静に脳内で紐解き始めました。
——男性の後ろの穴の、構造と気持ちのいい責め方。
(確か、この角度で、ここをこう、押し潰すように擦るのが一番効くんだっけ……?)
「あ、ひゃ、あぐッ!? おま、そこ、な、に……っ、あァッ!!」
実践された高度なテクニックは、オビトの想像を絶する快感となって跳ね返りました。カカシが書物の知識をなぞるように、容赦なく、かつ緻密にその一点をいじめ抜くと、オビトはガタイに似合わずビクビクと身体を大きく跳ね上げ、涙目でカカシの首にしがみつく手をさらにキツく締め上げます。
42無題Name名無し 26/06/27(土)20:44:56 IP:150.91.*(banban.jp)No.140737+
「ねぇ、オビト。ここ、すごい気持ちいいんでしょ。お前が頭の中で考えてたどのカカシよりも、本物の俺のほうが、お前の身体のいいところ、よく分かってるみたいだけど」
「う、あ、クソ……カカシィ、それ、ダメ、頭、おかしく、なる……ッ!!」
上忍としての威厳も、男のプライドも、すべてをカカシの指先と、書物仕込みの完璧な責め方によって徹底的に解体されていく。
オビトはただ、本物のカカシの熱とテクニックに大喜びで翻弄されながら、神威空間の冷たい床の上で、情けなくも最高に幸せな悲鳴をあげ続けるのでした。
43無題Name名無し 26/06/27(土)20:45:27 IP:150.91.*(banban.jp)No.140738+
「ひ、あ、熱ッ……! あぐ、カカシ、おま……そこ、ダメッ、んああァッ!!」
ただでさえ書物仕込みの緻密な角度で最奥を抉(えぐ)られているというのに、カカシの大きな手が、今度はオビトの胸元へと容赦なく伸びていきました。
30代の引き締まった胸板に鎮座する、熱く昂った突起。そこをカカシの容赦のない指先が、ガッシリと挟み込み、いたずらにコリコリと強めに 弄(いじ)り回します。
「ひゃあッ!? あ、あ、そこ、も……っ、同時に、すんな……っ!!」
「なんで? 妄想の俺は胸も触ってくれてたんでしょ。本物にやられた方が、ずっといいハズだけど」
カカシはいつもと変わらない、どこか飄々としたトーンのまま、さらに脳内の知識を冷徹かつ完璧にトレースし始めました。
——男性のそこ(アナル)を責める際、最も効果的なのは、ただ力任せに 挿(い)れることではない。
浅く、時に深く、波のように強弱をつける『素敵なストローク』。そして、後ろの神経とダイレクトに繋がっていると言っても過言ではない「上半身の性感帯」を同時に攻め立てることで、快感を何倍にも増幅させる。
(……確か、書物にはそう書いてあったよねぇ)
44無題Name名無し 26/06/27(土)20:47:25 IP:150.91.*(banban.jp)No.140739+
カカシは驚異的な忍としての器用さを発揮し、浅く3回突いて焦らした直後、オビトのチクビをキュッと強めに引っ張るのと同時に、最奥の最も敏感な一点を目がけて深く、 根元(ねもと)まで一気にストロークを叩き込みました。
「——ッッ!!!? あ、が、はァッ……!!!?」
上下からの凄まじい同時攻撃に、オビトの脳の許容量は一瞬で限界を迎えました。
1センチでかく、3キロ重い肉体が、シーツの上でまるで弓なりになるほど激しくのけぞります。カカシの手によってチクビをコリコリと執拗にいじめられ、下からは計算され尽くした『素敵なストローク』でナカを完璧に蹂躙される。
「あ、は、やば、これ……っ、カカシ、カカシィ、オレ、もう……ッ、頭おかしくなっちゃう……ッ!!」
上忍としてのプライドも男の威厳も、すべてがカカシの指先と絶妙な腰使いによって消し飛ばされていました。ただただ挿れて貰えた喜びに 震(ふる)え、胸を弄られる背徳感に身悶えしながら、オビトは大喜びでカカシの首にしがみつき、情けなくも最高に淫らな声を神威空間に響かせ続けるのでした。
45無題Name名無し 26/06/27(土)20:48:59 IP:150.91.*(banban.jp)No.140740+
「……はぁ、ふ……。ねぇ、オビト」
計算され尽くしたストロークで最奥を抉りながら、カカシはさらにオビトが喜びそうな、彼の歪んだ願望を100%満たすためのセリフを脳内で品定めしていました。
せっかく自分の妄想に引いてイキ損ねた変態の元相棒です。現実の俺がそのイカれた妄想以上の言葉をくれてやった方が、こいつは絶対に大喜びする。
カカシはオビトのガッシリとした腰をさらに強く引き寄せ、耳元へギリギリまで唇を寄せました。
「お前、ずっと俺にこうやって、男のプライドごと狂わされたかったんだろ?……ほら、可愛いよオビト。俺のチンチンに夢中になって、上忍のくせにこんな情けなく鳴いちゃってさ」
「——ッッ!!! あ、あぁ、カカシ、カカシィ……ッ!!」
その言葉は、オビトが脳内の満員電車でカカシに言ってほしかった、まさに理想のド真ん中でした。本物のカカシの口からその淫らな肯定を浴びせられた瞬間、オビトは歓喜のあまりワンワンと泣き出しそうなほど顔を歪め、大喜びで肉厚なお尻をカカシへと突き出しました。
「う、うん……っ、オレ、お前に……めちゃくちゃに、されたかっ……あ、あ腹(はら)ぁッ!!」
46無題Name名無し 26/06/27(土)20:49:26 IP:150.91.*(banban.jp)No.140741+
「あは、本当に素直。……でも、お前が喜びすぎて、こっちもちょっと我慢の限界かも」
カカシはいつもの余裕めいたトーンを少しだけ崩し、低く息を吐きました。
オビトを言葉で攻め立てる一方で、カカシのペニスは、オビトの締まりきった内壁の凄まじい肉感にダイレクトに締め付けられていました。
鍛え上げられた30代男性の強靭な内壁。それが歓喜のあまりヒクヒクと狂ったように波打ち、カカシの男根をこれでもかと吸い込んでは全方位から締め上げてくるのです。その強烈な吸い付きと熱の波は、書物の知識などとうに吹き飛ばすほど、カカシ自身の本能を激しく駆り立てていました。
(……くそ、想像以上に締まるな。オビトのくせに、男の俺をこんなに狂わせるなんてさ……!)
カカシの片目に、だるそうな気配は完全に消え去り、獰猛な男の欲がギラリと灯ります。
「オビト……っ、最後、お前の大好きなやつ、もっと奥まで叩き込んであげるから……!」
47無題Name名無し 26/06/27(土)20:59:20 IP:150.91.*(banban.jp)No.140742+
「あ、あ、カカシ、きて、奥に、だして、だしてぇえッ!!」
自身の男根を 緊縛(きんばく)するオビトの極上の内壁の感触に集中しながら、カカシは一気にラストスパートの最速ストロークを仕掛けました。
浅く突く余裕などもうありません。根元まで、オビトの最も敏感な一点を潰すように、ドスドスと狂ったような速度で肉厚なお尻へと腰を叩きつけます。
「あがッ、あ、ひゃ、あぁあァァッ!!! カカシ、カカシィ、それ、やば、イく、オレ、イっちゃうううッ!!」
カカシに言葉で、肉体で、完璧に支配され、挿れてもらえた喜びに狂ったオビトは、上忍としてのプライドを完全に粉砕されたまま、カカシの激しいピストンに合わせてガタガタと大きな身体を揺らし、現実の圧倒的な絶頂へと向かって共に 堕(お)ちていくのでした。
48無題Name名無し 26/06/27(土)20:59:40 IP:150.91.*(banban.jp)No.140743+
「んぐッ……、ぁ、オビト……お前のナカ、お尻の入り口から最奥まで全部、俺のカタさでギチギチに緊縛(きんばく)してくる……っ! 本当に最高だよ……ッ!」
ラストスパートの激しい衝撃の最中、カカシはオビトの耳元で、限界を迎えた掠れた声でその極上の内壁をより具体的に褒めちぎりました。
任務で強靭に鍛え上げられた元相棒の、肉厚な粘膜。それがカカシの男根を包み込むように吸い付き、ドクドクと狂ったように波打って、まるで「早く注いでくれ」と言わんばかりにカカシの根元(ねもと)を強烈に締め付けているのです。
「お前、本当にすごいよ……っ、中が熱くて、俺の形に合わせてキュウキュウに蠢(うごめ)いて……俺を本気で狂わせるなんてさ……ッ!」
「あ、あぁあァァッ!!! カカシ、カカシィ……お前が、お前のが、すき……ッ、すき、すぎるッ……!!」
あまりの快感とナカを具体的に褒められた喜びで、オビトの脳内フィルターは完全に決壊していました。
49無題Name名無し 26/06/27(土)20:59:55 IP:150.91.*(banban.jp)No.140744+
普段なら絶対に口が裂けても言わない、カカシへの募りに募った「すき」という特大の本音が、溢れる熱情のまま「お前が、お前のが」と言葉を重ねてド直球に溢れ出してしまいます。言った瞬間、自分でも「あ、ヤバ……」と気づいたものの、昂りすぎた身体はもう引き返せません。カカシへの特大の好意が完全にバレてしまっている恥ずかしさで、さらに顔を真っ赤に染め上げます。
「オレ、もう、ナカが、お前の太いので、はち切れそうなくらい、パンパンにされて、頭が、真っ白、で……ッ、お前のが、一番奥の壁に、ガンガン、当たって、前からも、とまら、ない、いっちゃう、いっちゃうううッ!!」
自身の状態も好意も恥ずかしげもなくすべて白状した瞬間、二人の限界が同時に訪れました。
「オビト……っ、だすよ、奥に、いっぱい……ッ!!」
カカシがオビトの最奥に深く、根元まで強く男根を押し付けた瞬間、ドクドク、びゅるびゅる、と熱い精液がオビトの内壁へと容赦なく、大量に注ぎ込まれました。ナカを直撃するカカシの生々しい放出の感触。
「ひゃあああァァァッ!!! カカシ、カカ、シィィイイッッ!!!」
50無題Name名無し 26/06/27(土)21:01:23 IP:150.91.*(banban.jp)No.140745+
その熱量に脳の回路を完全に焼き切られたオビトも、同時に前からの白濁液を、神威空間の床へ向けて沢山、勢いよくびゅるびゅると噴き出しました。触る暇すら大好きなカカシに実質与えられず、ナカを蹂虙され、本音が漏れた恥ずかしさと極上の快感だけで迎えた、凄まじい絶頂でした。
「はぁ、はぁ、っ……、ふぅ……」
激しいピストンが止まり、神威空間に二人の荒い呼吸だけが重く響き渡ります。
衣服をすべて散らかし、互いの精液まみれになった30代の上忍成人男性二人。カカシはオビトのナカに自身の熱を埋めたまま、そっとオビトの濡れた髪を優しく撫でました。
最初はオビトのイカれた「満員電車の妄想」から始まった、このお仕置き(ご褒美)。
お互いの熱を本物でぶつけ合い、とびきり甘い本音まで特等席で聴けたカカシは、言葉にできないほどの、最高に満たされた幸福感に包まれていました。
「……ねぇ、オビト。どうだった?」
カカシがマスクの下で、さっきの「お前が、お前のがすき」な告白をしっかり噛み締めながら、意地悪くも特別に優しい声で問いかけます。
51無題Name名無し 26/06/27(土)21:02:50 IP:150.91.*(banban.jp)No.140746+
オビトはカカシの首に腕を絡めたまま、完全に放心した様子で視線を彷徨わせていました。頭の芯までとろけきった顔のまま、未だにカカシの男根を咥え込んだ内壁が、未だ冷めやらぬ快感の名残りでヒク、ヒク、と本人の意志とは無関係に締め付けを繰り返しています。
バレてしまった羞恥心と最高潮の余韻に包まれながら、オビトはカカシの胸元に顔をうずめ、掠れた声で小さく、心地よさそうに呟くのでした。
「……うん、き、気持ちよかった……」
52無題Name名無し 26/06/27(土)21:05:51 IP:150.91.*(banban.jp)No.140747+
神威空間の静寂の中に、シーツの擦れる音と、重なり合う二人の穏やかな吐息だけが響いていました。
カカシはゆっくりと自身を抜き去ると、まだ熱を孕んで小さくヒクヒクと蠢いているオビトのナカの余韻を感じながら、その逞しい身体の隣にゴロンと仰向けに寝転びました。お互いに衣服ははだけたままで、肌と肌が触れ合う境界線から、じっとりとした熱が伝わってきます。
カカシは片腕を額に当てて天井を見つめながら、ふっと可笑しそうに息を漏らしました。
「……それにしてもさ、オビト。お前、いつの間にあんな高度な変態趣味に目覚めてたわけ? 30年近く一緒にいるけど、さすがの俺も今回の幻術の件はびっくりしちゃったな」
「……っ、うるせぇよ……。もうその話はすんなって……」
53無題Name名無し 26/06/27(土)21:07:07 IP:150.91.*(banban.jp)No.140748+
オビトはまだ放心から抜けきらない、とろけたような目元を片腕で隠しながら、低く掠れた声で 呻(うめ)きました。男のプライドも上忍としての威厳も、カカシの書物仕込みの完璧なストロークと愛撫によって全て解体された後です。怒る気力すら湧かないといった様子で、ガッシリとした身体を少しだけカカシのほうへ擦り寄せます。
カカシは腕を下ろし、今度は横を向いてオビトの濡れた脇腹を大きな手で優しく 撫(な)でさすりました。
「だって気になるでしょ。俺が『イチャパラ』読んでるからって、お前までそんな実用的な知識仕込んでるなんてさ。しかも、あの脳内の満員電車で、俺にかわいいねとか言わせたかったわけでしょ? ……趣味がニッチすぎるよ」
「違う……っ、あれは、お前が言いそうな、セリフを、脳内のお前が勝手に……っ」
「はいはい、脳内の俺のせいにしない。現にさっき、中を突かれながら『お前が、お前のがすき〜』って、大喜びで告白してくれたじゃん。あれも、脳内の俺じゃなくて、本物(これ)が欲しかったから出た本音でしょ?」
54無題Name名無し 26/06/27(土)21:07:23 IP:150.91.*(banban.jp)No.140749+
図星を突かれたオビトは、腕の隙間からカカシを睨みつけようとしましたが、その顔は羞恥で耳の裏まで真っ赤に染まっていました。
カカシへの募るような好意が完全にバレてしまっている空間は、酷く居心地が悪く、同時に、心臓が跳ねるほど甘い幸福感に満ちています。
「……だったら、なんだよ。お前が、期待以上に、めちゃくちゃに攻めてくるから……頭おかしくなって、口が滑っただけだろ」
オビトはぶつぶつと小さく抗議しながらも、シーツの下でカカシの空いている手を、大きな自分の手でぎゅっと 握(にぎ)り返してきました。
その、30代の頑丈なガタイに似合わないほど素直で情けない甘え方に、カカシは降参したように苦笑します。マスクを完全に引き下げてオビトの顔を覗き込むと、その赤くなった耳たぶに優しく噛みつき、そのままそっと唇を重ねました。
「ん……っ、ふ……」
55無題Name名無し 26/06/27(土)21:07:46 IP:150.91.*(banban.jp)No.140750+
触れるだけの、けれどお互いの熱を確かめ合うような深いキス。ちゅ、と小さく艶っぽい音が静かな空間に響き、唇が離れると、オビトはさらに顔を赤くして視線を彷徨わせました。
「うん。俺もちょっと冷静じゃいられなくなるくらい、お前のナカ、最高に気持ちよかったよ。……お前のその変態な趣味、これからも現実で全部、俺が付き合ってあげるからさ」
カカシが意地悪く、けれど特別に優しい声で囁くと、オビトはカカシの手をさらに強く握り締め、消え入りそうな声で本音を漏らしました。
「……お前が、嫌じゃないなら……また、いれて、欲しい……」
恥ずかしさで死にそうになりながらも、本物のカカシの熱をまた求めてしまう自分を認め、健気に、情けなくおねだりする元相棒。そのあまりの愛おしさに、カカシは再びオビトの唇を塞ぎ、今度は深く、 貪(むさぼ)るような熱い口づけを交わしながら、その温もりにどこまでも深く溺れていくのでした。

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